ジェド・スペンスの加入や自身の移籍の可能性、ポジション争いについても語ってるよ
トッテナム・ホットスパーのディフェンダーが、クラブでの将来と、アントニオ・コンテのもとでの過酷なトレーニングの背後にいる人物について語った。
マット・ドハティは、トッテナムの有名なフィットネスコーチ、ジャン・ピエロ・ベントローネが課してきた過酷なトレーニングにもかかわらず、選手たちがこのコーチに対する愛情しか持っていないことを説明した。
スパーズの韓国ツアー中、ソウルの6000人のファンの前で行われた月曜日の公開練習では、アントニオ・コンテの有名な「過酷なプレシーズン」に何が行われるかを垣間見ることができた。先週、先にクラブに戻っていた選手たちは、ほぼ2時間のトレーニングセッションを終えたところで、42本のピッチを縦断するランニングを3本走るごとに短い休憩をとりながら、一定のペースで走り続けなければならなかった。
ポストシーズンに代表戦を戦い、プレシーズンの合流が遅かった選手たちは、30本のランニングだったが、ハリー・ケインはピッチに倒れ込み、冷たいタオルを首の後ろに当てなければならないほどで、ソン・フンミンも疲れ果てて倒れ込んだが、週末にトレーニングに復帰したばかりの2人は、それでもランニングを続けた。
ドハティは、昨シーズンを早々に終えることになった膝の負傷から復調するため、他の選手よりも早くプレシーズンに復帰したが、グループの中で最もフィットしていることを誇示し、42本のランニングを完走することができた。彼は、このランニングが決して見世物ではなく、プレシーズン・トレーニングの定番であることを明かした。
「ああ、もう定番メニューだよ。前の週のロンドンでのトレーニングもそうだったし、僕らがよりフィットしたチームになってるのかどうかは知らんけどね。今までやってきたこととは違うんだ。とにかくこれはハードなんだよ。今までで一番ハードなプレシーズンだ」
「それでもセッションが終わると、大きな満足感を得ることができるんだ。途中は精神的に辛いんだけど、終わってみると誇らしい気持ちになれるし、夜になれば『ああ、今日はよく頑張ったな』と思いながら寝られるんだ」
「走ってる途中は、『あきらめちゃいけない』って思ってるんだ。たとえ這うようにゴールしても、ジョギングやウォーキングをしなければならないとしてもね。監督が教えてくれたのは、あきらめずにやり続けるという決意なんだよ」