今夏、トッテナムはあらゆるポジションの補強を狙っており、そのなかで1月に移籍交渉をしたセリエAのジェノアと再度交渉する可能性がある。
football.london/Alasdair Gold
トッテナムは、今週アイスランド代表として貴重なハットトリックを達成して歴史に名を残したジェノアのアタッカー、アルベルト・グドムンドソンに興味を示している。
今シーズン、26歳のグドムンドソンはセリエAで輝かしい光を放っており、センターフォワード、またはそのすぐ後ろの3つのポジションのいずれかでプレーできる。グドムンドソンはジェノアの主力として29試合で12ゴール、4アシストを記録し、今シーズン昇格したチームがリーグの中位につけるのに貢献した。
このアタッカーは、昨シーズンに達成した14ゴール、5アシストを上回る成績を収め、クラブのイタリアのトップリーグへの昇格に大きく貢献した。football.londonは、トッテナムがインテルやユベントスとともにこのアイスランド代表ストライカーに大きな関心を示していると理解しており、同選手は今夏2150万ポンドから2600万ポンドの移籍金で獲得できると予想されている。
スパーズは1月に2つの移籍に関してジェノアと交渉した。1つ目は、当時21歳のルーマニア人センターバック、ラドゥ・ドラグシンの移籍だった。ドラグシンはセリエAの昇格を挟んだ昨シーズンと今シーズン（の前半）、ジェノアのもう一人のスター選手だった。その交渉の一環として、右サイドバックのジェド・スペンスがローンでジェノアに向かい、現在はジェノアでグドムンドソンと一緒にプレーしている。両者はインターナショナル・ブレイク前にスコアレスドローで終わったユベントス戦で先発出場している。
イタリアの報道では、トッテナムがこの補強に本腰を入れると決断した場合、元チームメイトのドラグシンのノースロンドンへの移籍が影響する可能性はあるが、グドムンドソンはセリエAに残ることを好む可能性があると示唆されている。グドムンドソンはスパーズのゴールキーパー、グリエルモ・ヴィカーリオも所属するGG11エージェンシーと契約しており、昨年11月にはこのアイスランド代表アタッカーがジェノアと2027年までの新契約を結ぶのを同代理人はサポートした。
グズムンドソンは、木曜夜にブダペストのスサ・フェレンツ・シュタディオンで行われたユーロ予選プレーオフのイスラエル戦で3ゴールを挙げ、4-1で勝利に貢献。ユーロ予選プレーオフでハットトリックを達成した20年ぶりの選手となった。アイスランドは、今夏にドイツで行われるユーロ本戦への出場権を得るために、火曜日の夜にウクライナとのファイナルに挑む予定だ。
