ルーカス・ベリヴァル:スパーズ加入前のデヤン・クルゼフスキとの会話には説得力がなかった

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スペインの巨人バルセロナからの強い関心のなか、ルーカス・ベリヴァルはトッテナムに加入する選択をして長期契約を結んだが、そのプロセスにおいて同胞デヤン・クルゼフスキは重要な役割を果たしていた。

football.london/Rob Guest

トッテナムに新加入したルーカス・ベリヴァルは、この移籍の決断に先立ってデヤン・クルゼフスキと話し合ったものの、「説得力のある話」ではなかったと明かした。スパーズとバルセロナがこの才能ある18歳のミッドフィルダーの獲得に熱心に動いたことで、母国スウェーデンでこの若者は名を馳せていることとなった。

スペインの巨人からの関心があったものの、ベリヴァルはリリーホワイツと2029年夏までの契約を結ぶことを選択し、7月1日にアンジ・ポステコグルー率いるトップチームと合流することになる。スパーズにはすでにクルゼフスキというスウェーデン代表の選手が所属しており、彼は同胞をノースロンドンに誘惑する役割を担った。

ベリヴァルはスウェーデンのタブロイド紙Aftonbladetのインタビューで次のように語った。

「(クルゼフスキとは)前に少し話したことがあるよ」

「クラブの状態とか、そこにいる人達の働きぶりや、トレーニングの内容、クラブでの日々の生活とかの一般的な話をしたんだ。そんなに説得力のある話ではなかったよ」

「彼はクラブが素晴らしいと言っただけだし、クラブに来たら僕もそれにはすぐに気づいたからね。信じられないような歓迎を受けたんだ。家族のようなクラブで、素晴らしい人達がいるんだよ」

トッテナムとバルセロナのどちらと契約するかという大きな選択を迫られた若きミッドフィルダーは、最後の決断を下す前の状況について「五分五分だった」と明かした。

「(決断を下したことで)胃の調子が良くなったよ」

「どちらも素晴らしいクラブだ。とても難しい選択だったね。長い間、五分五分だったんだけど、僕にとって次のステップに合ってるのはトッテナムだと感じたんだ」

「バルセロナにノーと言うのは簡単ではないよね。決断するまでにとても長い時間がかかった。難しい決断だったよ」

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