ウーゴ・ロリス:トッテナムがマウリシオ・ポチェッティーノのもとでタイトルを獲得できなかった2つの理由

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スパーズの前キャプテンが、クラブがタイトルから長く遠ざかっている理由について考えを明かした。

トッテナムの前キャプテンであるウーゴ・ロリスは、ノースロンドンのクラブにいた在籍していた期間にクラブが無冠時代を終焉させることができなかった理由を説明した。

スパーズは2008年にリーグカップを最後にタイトルから遠ざかっており、今シーズンも再びタイトルを逃すことになりそうだ。

近年、マウリシオ・ポチェッティーノ、ジョゼ・モウリーニョ、アントニオ・コンテといった指揮官達が就任時に誓った約タイトル獲得を実現することはできなかったが、現在はアンジ・ポステコグルーが常勝チームを構築できるという新たな期待が高まっている。

ポチェッティーノのチームの一員だったロリスは、2019年のチャンピオンズリーグ決勝で敗れた他、何度かプレミアリーグのタイトルに挑戦し、さらにモウリーニョ解任直後の2021年のカラバオ・カップ決勝でも敗れた。

ハリー・ケイン、ソン・フンミン、絶好調のデレ・アリ、ムサ・デンベレなど才能あふれるチーム戦力にもかかわらず、フランス人ゴールキーパーはタイトル獲得を実現するあと2~3人のトップレベルの選手が必要だったとThe Athleticのインタビューで語った。

「ポチェッティーノのもとでは年々進歩が見られ、僕らはかなり競争力があったんだ」

「僕らは勝利に迫っていた。当時、成功を目指して切磋琢磨していたけど、彼(ポチェッティーノ)がトロフィーを獲得するために、あと2~3人の選手が足りなかったと思う」

「当時、クラブは新しいスタジアムの建設に注力していたので、僕らの進歩はクラブにとって速すぎたんだよ。クラブには今のような経済的余裕はなかったんだ。当時、僕らはさらに数人の選手を補強して、それでチーム戦力を再構築する必要があったんだ」

トッテナム・ホットスパー・スタジアムへの移転は、ホワイトハート・レーンを離れることになっただけでなく、ほぼ2シーズンをウェンブリーでプレーすることになったため、ロリスにとってはそれがタイトルから遠ざかる一因にもなった。

「僕らがトロフィーを獲得する可能性が最も高いと感じていたときに、ウェンブリーに移らなければならなかったんだ」

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