深夜のハンバーガーでガラタサライの監督と衝突したタンギ・エンドンベレ「太ってるんじゃない。骨が大きいんだ」

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スパーズからガラタサライにローン移籍しているフランス人ミッドフィールダーは、メンバーから外された件でトルコで話題になっている。

football.london/Alasdair Gold

タンギ・エンドンベレはトッテナムからローンでガラタサライに加入して以来、そのパフォーマンスと試合への準備に関してトルコ国内で批判を集めている。

26歳のエンドンベレは2019年にスパーズのクラブ史上最高額の移籍金で加入したが、これまで数年間、クラブの指揮を執った監督たちにその移籍金が彼の能力に見合ったものであることを納得させることができなかった。ローンでリヨンに戻り、その後はナポリにもローンで在籍したが、どちらのクラブもこのフランス人との完全契約を希望するには至らず。この夏、アンジ・ポステコグルーに好印象を与えることができなかったため、4年間で4つ目のクラブにローン先としてガラタサライへ放出された。

今シーズン開幕前にポステコグルーは、「(エンドンベレが)ご存知のとおり、フィジカル面に他の選手より少し調整が遅れている」とし、「我々のプレースタイルには強さが必要で、そのようなフットボールをプレーするには、一定の身体的レベルに達していなければならないということだ」と認めた。

エンドンベレのキャリアを通じてずっと付きまとっていた彼のフィットネス・レベルに対する懸念が、現在、トルコでも起こっているようで、トルコのメディアは彼が6kgものウェイト・オーバーでクラブにやってきたと報じられ、今ではトルコの様々なメディアが、ガラタサライのオカン・ブルク監督がこのミッドフィールダーの食生活に激怒していると報じている。

今週、FotosporやYenicag、Kamu Son Haberらの複数のメディアに掲載された報道によると、エンドンベレはクラブのトレーニングにいる間は計画された食事プログラムに従っていたが、自宅ではジャンク・フードを食べていたことが判明したとのこと。先週のチャンピオンズリーグでバイエルン・ミュンヘンに敗れた後、クラブの宿泊先のホテルでハンバーガーを食べていた時、ブルクとの深夜の衝突に発展したと報じられている。

トルコの報道によると、エンドンベレは体重を75kgまで落とすまではチームでプレーしないと言われたという。 このフランス人選手は土曜日のリゼスポル戦で1-0で勝利したガラタサライの遠征メンバーには含まれていなかったが、公式には痛みを引き起こしていた負傷でMRI検査を受けたとの報道もあった。

ガラタサライにはエンドンベレの1,500万ユーロ(約1,310万ポンド)の買取オプションがあるが、このフランス人はリーグ戦でわずか1試合の先発出場を含む93分しかプレーしておらず、チャンピオンズリーグでは30分しかプレーしていないことから、トルコのメディアはエンドンベレを獲得することはないだろうと見ている。フランス人のローンが1月に打ち切られる可能性があり、そうなればスパーズはミッドフィールダーの別の退路を探すことになるだろう。

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