新チーフスカウトが1月の移籍マーケットでポステコグルーをどのようにサポートするのか…

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今月、アストンヴィラからやってきたトッテナムの新しいチーフスカウトは、かつての自身の補強実績から移籍ビジネスへの取り組み方を説明した。

football.london/Alasdair Gold

トッテナムの新チーフスカウトに就任したロブ・マッケンジーは、以前、移籍ビジネスにおいてデータを活用する手法について説明していたが、その内容はこれからアンジ・ポステコグルーをどのようにサポートするかについての洞察を与えるはずだ。

新しいチーフ・フットボール・オフィサーのスコット・マンが主導して、スパーズはフットボール部門の体制を大きく変えた。テクニカル・ディレクターにヨハン・ランゲ、チーフスカウトにマッケンジー、フットボール洞察・戦略責任者にフレデリク・レスの3名全員がアストンヴィラからやってきた。

38歳のマッケンジーは、2015/16シーズンにダービーに引き抜かれるまでの19ヶ月間、トッテナムで選手評価責任者を務めており、今回クラブに戻ってきたことになる。トッテナムでの最初の在籍期間の前まで、マッケンジーはレスター・シティの採用チームの一員であり、彼がノースロンドンにやってきた2016年にプレミアリーグで優勝するに至るフォクシーズを徹底改革するのに貢献した。

マッケンジーの分析的アプローチは、フランス2部のル・アーブルからリヤド・マフレズを50万ポンドで獲得し、エンゴロ・カンテがカーンから加入する際のスカウト・チームの一員だった。マッケンジーはまた、フリートウッド・タウンのジェイミー・ヴァーディーをスカウトしに訪れ、2014年にインテル・ミラノからエステバン・カンビアッソの獲得にも貢献した。当時、まだ若手だったこのスカウトは、レスターがギャンガンから少額の移籍金でウインガーのアントニー・クノッカールを獲得する際にも関与していた。

2017年のSky Sportsのインタビューで、マッケンジーは移籍ビジネスにおけるデータの活用方法について、限定的な範囲で語っている。

「データは中立的で信頼性があり、時間効率の良い方法でかなりの数の選手を評価することができます」

「選手を特定し、期待されるパフォーマンス・レベルをベンチマークするためのプラットフォームを提供します。また、同様のプロフィールの選手を比較すれば、市場で誰が獲得可能かを確立するのに役立ち、それでクラブにとって最も価値のある選手が誰であるかを把握することもできます」

「世界中のリーグの選手のデータや経歴にアクセスできることは確かに価値がありますが、利用できる他のリソースを含めて、提供できる分析レベルと提供できない分析レベルを認識し、それをもとに重きを置くべき視点を選ぶことが重要なんです。単独のデータを利用すると不十分な分析になる傾向があります」

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