ハーフタイム時点ではゴールレスだったが、後半に入るとジョエル・ウォードのオウンゴール、ヴィックの起点となった守備陣から前線への素晴らしいボールの繋ぎをソニーがフィニッシュしてスパーズが主導権を握った。2-0となり、このまま楽勝かと思われたが、終了間際にヴィックがアイェウのボレーシュートで失点し、予定されたアディショナルタイム8分のうち4分が経過したところで1点差に詰め寄られたが、2-1のまま勝利したスパーズは、今シーズンの無敗スタートを継続し、8勝2分とした。これまで10試合でヴィックは4度のクリーンシートを記録している。

セルハースト・パークの試合後のインタビューでヴィックと共に試合を振り返ったソニーは、スパーズがリーグの首位に立つために、ヴィックの貢献がどれほど重要だったかを語ってくれた。
「僕らがゴールする前に、ヴィックのセーブがなかったら劣勢に立たされていたと思うよ。このスタジアムで劣勢になれば、何が起こるか分かるだろう」
「ヴィックは信じられないようなセーブをいくつか見せてくれたし、全体的にチームのパフォーマンス、素晴らしい努力があったし、僕らは勝ち点3を獲得するに相応しい戦いぶりだったよ」
「僕はヴィックとの時間をいつだって楽しんでいるよ。彼は素晴らしいセーブや良いプレーをしてくれてるし、ゴールにいてくれるのは素晴らしいことだね。どの試合でも、僕らは相手のチャンスと枠内シュートを受けることになるだろうけど、ヴィックが僕らの後ろにいてくれるので、その信じられないようなセーブのおかげでとても助けられているんだ」
「今日がまさにそうだった。ヴィックの功績は大きいよ。また、彼のキックの精度も本当に素晴らしいから、チームに多くの貢献ができるんだ。彼が僕らのチームにいることをとても嬉しく思うね」
