スパーズは土曜日にノースロンドンの地でマンチェスター・ユナイテッドに2-0で勝利し、アンジ・ポステコグルーのもとで初勝利を収めた。
トッテナムのキャプテンを務めるソン・フンミンはプレミアリーグでマンチェスター・ユナイテッドに2-0で勝利した後、新監督のアンジ・ポステコグルーを称賛した。そして、その過程でアントニオ・コンテのフットボールのスタイルについて少し掘り下げた。
スパーズはこのオーストラリア人のもとで無敗スタートを続け、ユナイテッド戦でも素晴らしいオールラウンドなパフォーマンスを見せた。パペ・マタル・サールの後半のゴールとリサンドロ・マルティネスのオウンゴールにより、ノースロンドンのクラブはプレミアリーグの順位を6位に上げた。
この試合のパフォーマンスは、ポステコグルーがセルティックからスパーズにやってきてから披露されるエキサイティングなフットボールのさらなる実例となった。先週、2-2引き分けたブレントフォードとの開幕戦では、新監督の攻撃ビジョンが実践されたことが垣間見えたが、スパーズがジェームズ・マディソン、ペドロ・ポロ、イヴ・ビスマの活躍でより活気を取り戻したのはエリック・テンハーグの率いるマン・ユナイテッドとの対戦だった。
そして、ハリー・ケインをバイエルン・ミュンヘンへの移籍によって失ったにもかかわらず、スパーズは多彩なゴールスコアラーがいなくても意気消沈した様子は見せていない。試合後、ソンはSky Sportsのインタビューで、選手たちがポステコグルーの持ち込んだ新しいアイデアにどのように反応したかを明らかにした。
「この2試合を見れば分かると思うよ。まだ早いけど、僕らはボールを持ち、チャンスを作り、攻撃的なフットボールをしたいんだ。そしてボールを失ったらカウンタープレスをする。プレーしていていも本当に、本当に楽しいんだよ。スパーズ・ファンの皆にとってはこういう試合を観てるほうが楽しいと思うね」
「選手にとっても、アタッカーの選手にとっても、100％楽しいんだ。ディフェンダーのことは分からないけど、僕にとっては、高い位置でプレーし、高い位置でプレスを掛ける方が、さらに70メートルも後方まで走って戻るよりも簡単だよ！」
「監督はそれぞれ違うので、僕はいつも監督を尊敬している。もし監督が僕に役割を与えてくれたら、それをやるよ。とてもハッピーだね。攻撃の選手として、高い位置でプレーしてプレスをかけると、ゴールとの距離が短くなるからね」
