今回のノースロンドン・ダービーで、ジェームズ・マディソンは確かにその足跡を残しただろう。
この司令塔は再びこのような大舞台で輝きを放つことに成功し、今回はエミレーツで2-2引き分けた試合でスパーズが2度の追い上げを見せたソン・フンミンの2ゴールを共にお膳立てし、勝ち点1を持ち帰ることに貢献した。
この2アシストによって、マダーズは今シーズンのプレミアリーグ6試合で4アシストを記録し、(もちろん2ゴールも忘れてはいけない)、リバプールのモハメド・サラーやウルブズのペドロ・ネトと並んでプレミアリーグのアシスト・ランキングでトップに立っている。
この試合の結果、両チームは6試合を終えてプレミアリーグへの無敗スタートを維持したが、より重要なのは、互いに13本のシュートを放った壮絶な戦いの中で、より多くのポゼションを記録し、より多くのパスを出し、そしてガナーズに対して波状攻撃を繰り出した我々のパフォーマンスが、アンジ・ポステコグルー時代の始まりにおいて新たな前向きな一歩となったことだろう。
SPURSPLAYのThe Review Showでインタビューに応じたマダーズは、初めてのノースロンドン・ダービーの体験から得たものを尋ねられた。
「とにかく試合のスピードだ」
「試合のペースがトップの中でもトップレベルだったね。これこそ僕が戦いたい試合だよ。僕らのファンは最高のサポーターで、とてもうるさかったよね。それが試合に良いダイナミクスを生み出し、まさしくダービーといった、飛び交うタックル、イエローカード、ゴール、PK、VARのチェック、その他にもいろんなことを生み出したんだ」
「ああ、これはれっきとしたダービーだったね。僕にとって初めてのノースロンドン・ダービーだ。フェアに言うと、この体験を本当に堪能できたよ。まさにプレミアリーグの試合のど真ん中で、しっかりと激しく、ペースの速い試合だったよ」
「激しい試合だったし、最終的に勝ち点1を獲得できたのは、バランスを考えれば妥当な結果だったかもしれない。存分に楽しめた試合だったよ。なんと言うか…打ちのめされた瞬間や、全力を尽くして勝ちたいと願い、一方で、無防備にカウンターを許したくもないし、それで悔しいな思いもしたくなかった」
「振り返ってみると、ポジティブな点はたくさんあるし、僕らは前進し続けているし、まだ無敗で負けていないので、そこはポジティブな点を捉えているよ」