今夏、ハリー・ケインはパリ・サンジェルマンからのアプローチを拒否することが見込まれるため、トッテナムはエースをクラブに留めるためにバイエルン・ミュンヘンとの真っ向勝負に直面することになる。
Evening Standard/Dan Kilpatrick
アンジ・ポステコグルー時代の始まりとなったオプタス・スタジアムで行われたウェストハムとの親善試合で、ハリー・ケインはスパーズのキャプテンを務めた。
バイエルンはこの夏、ケイン獲得に向けた獲得オファーをすでに2度行っており、それらはスパーズによって拒否された。最新のオファーでは約7000万ポンド+出来高であったとされているが、イングランド代表キャプテンはブンデスリーガ王者に加わることを魅力的に感じている。
ここ数日、PSGもこのストライカーの獲得を狙うクラブとして浮上しているが、ケインはリーグ・アンのクラブに加わることに興味がなく、いかなるオファーも断るだろう。
スパーズはケインとの契約が残り12ヶ月となっているにもかかわらず、プレミアリーグのライバルクラブに売却することを断固として拒否しており、ケインがPSGへの移籍を拒んでいることで、ケインの獲得レースで価格が高騰する可能性は低くなる。
ケインは自分の将来についてオープンな考えを持っており、今夏に退団するか、1年後にフリーでスパーズを離れるか、シーズン中にクラブと新たな契約を結ぶという選択肢がある。
ハマーズ戦の後、ケインの立場について尋ねられたポステコグルーは、次のように語っていた。
「彼はここにいて、ここにいる間、我々がやっていることに全力で取り組んでいる。それが私の見立てだ」
「ミュンヘンからは誰も私に話しかけてきてないからね。他のクラブが我々との契約下にある選手について話したがるなら、それは我々よりも彼らにとって問題だからね」
「実際のところ、シーズン開幕まであと1ヶ月弱あるし、移籍マーケットはまだしばらく開いているので、どうなるか見てみるつもりだよ」
