イヴ・ビスマの移籍でトッテナム・ホットスパーがブライトンと2500万ポンドの移籍金で合意 [Times]

この記事は約3分で読めます。

The Times/Gary Jacob

トッテナム・ホットスパーは、ブライトン&ホーヴ・アルビオンとイヴ・ビスマの獲得に2500万ポンドの取引で合意したようだ。

スパーズは1月にも獲得に関心を示していたこの25歳のミッドフィルダーへの動きを、ブライトンとの残り契約を12ヶ月となったこの夏に再燃させた。このマリ代表は、フレイザー・フォースターとイヴァン・ペリシッチに続く、トッテナムにとって今夏3人目の新戦力となるはずだ。

これは、クラブのオーナーが先月、この夏の移籍にかける1億5千万ポンドの増資を発表したにもかかわらず、適切な移籍金での補強を探るというトッテナムの戦略を反映したものである。

トッテナムは、ビスマ本人との個人の契約条件が問題になることはないと確信しており、ビスマは今週中にメディカル・チェックを受けることになるだろう。彼はこのシーズン初めに膝を負傷し、先週足首の問題に苦しんでいたが、どちらもこの移籍の成立への障壁とはならなそうだ。リバプールとアーセナルは昨夏、ビスマの獲得を検討し、1月に獲得オファーを提示して失敗したアストンビラは、このところは獲得への関心を落としていた。

ビスマは昨年10月にブライトンで性的暴行の疑いで逮捕され、その捜査が継続していた1月にマリ代表としてアフリカ・ネイションズカップに出場する前に釈放されていた。現在は、警察の捜査結果を待っているところだ。

ビスマは2018年にリールからブライトンへ約1500万ポンドで移籍。今シーズンは10枚のイエローカードを受ける結果となったエネルギー溢れるプレーとハードなタックルで注目されている。彼は1月に加入したロドリゴ・ベンタンクールのパートナーとして中央の中盤に入ることが予想され、ハリー・ウィンクスが退団を示唆することなる。サウサンプトンはジェームズ・ウォード・プラウズがクラブを去った場合にウィンクスの補強を検討している。トッテナムの他の中盤のオプションは、ピエール・エミール・ホイヴィアとオリヴァー・スキップだが、スキップはクラブでの躍進のシーズンの途中で負傷により早期にシーズンを終えることになった。 

コートジボワール生まれのビスマは、13歳の時にマリのジャン・マルク・ギロウのアカデミーに入団。 2016年にフランスのリールでデビューを果たし、マルセロ・ビエルサのもとで一時プレーした後、2018年にはチームの残留に貢献した。

この記事を評価する
タイトルとURLをコピーしました