アシスタントコーチのマイル・ジェディナクがアンジ・ポステコグルーのチーム・ミーティングの内容を明かす

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マイル・ジェディナクは、2023/24シーズンのプレミアリーグに向けて、トッテナムのコーチング・スタッフに加わり、再びアンジ・ポステコグルーと共闘することになる。

football.london/Rob Guest

マイル・ジェディナクは土曜日にアンジ・ポステコグルーと再会し、2人はホットスパー・ウェイでのスパーズでの仕事に取り掛かる。6月初めにトッテナムの新ヘッドコーチに指名されたオーストラリア人だが、そのコーチ陣はプレシーズンのトレーニング開始を直前に控えた今週火曜日にようやく決定した。

クリス・デイヴィスをシニア・アシスタントコーチに任命し、ジェディナクはライアン・メイソンとマット・ウェルズとともにポステコグルーのもとで3人のアシスタントコーチの一人となる。2019年にアストンヴィラでの現役キャリアを終えた現在38歳のジェディナクは、これまでヴィラ・パークで働き続け、ユースのコーチとローン育成コーチの役割を担ってきた。

元オーストラリア代表キャプテンのジェディナクは、アストンヴィラでのそのコーチ経験もあり、N17で即戦力となることを期待されている。ジェディナクとポステコグルーは、20年前にサッカルーズ(オーストラリア代表)で監督と選手として共に闘ったことがあり、お互いをよく知っている。

2003年のワールドユースでポステコグルーのもとでプレーしたジェディナクは、その後フル代表へ進み、ポステコグルーが指揮を執っていた時にキャプテンを務めた。YouTubeチャンネル『67 Hail Hail』のインタビューに応じたジェディナクは、57歳のポステコグルーとの過去や、ポステコグルーがオーストラリア代表を率いていた数試合後に代表キャプテンという栄誉を手にしたことについて語った。

「2003年、私はアラブ首長国連邦で開催されたワールドユースで、彼のチームに入っていたんだ。一緒にやるのは初めてだったし、ユースの代表チームでプレーする機会を得たのも初めてだった。その代表の監督が彼だったんだ」

2014年5月、ワールドカップ・ブラジル大会を前に、ポステコグルーがジェディナクをキャプテンに指名したことについて、こう付け加えた。

「あの頃も言われてるように給水タイムの間隔は長かったね。彼とは違う道を、違う旅をしてきたんだ」

「彼が代表チームのボスになった当時は、私と2人のタイミングが合ったんだね。当時、私は自分のクラブでキャプテンを務めていた。当時所属していたクリスタルパレスでは、何が求められているのか、どうすればいいのかを理解していたよ」

「代表チームでは、常に自分たちが何をしようとしていたのかがわかっていたし、選手たちはお互いのために助け合い、お互いにベストを尽くそうとしていた。私はチームの中で貢献し、手助けできるメンバーの一人として不可欠な存在だと思われていたし、彼は私にその特権を与え、キャプテンを託してくれたんだ」

「私は両手を広げてそれを受け取ったよ。私自身もその役割を担えることが嬉しかったんだ。繰り返すが、そういった決定は軽く扱えるものではないし、あの日(2015年アジア・カップ決勝)、キャプテンマークをつけなければならなかったのが私だったという事実は、他の選手でもあり得たことなんだ」

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