ハリー・ケインの去就問題に直面するアンジ・ポステコグルーの新生スパーズが放出する可能性のある10人

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Evening Standard/Dan Kilpatrick

トッテナムの新監督アンジ・ポステコグルーは、まずこの夏にスパーズのチーム戦力を大幅に見直すことを監督することになる。

ウーゴ・ロリス、イヴァン・ペリシッチ、エリック・ダイアー、ベン・デイヴィス、ダビンソン・サンチェスなど、少なくとも10人の選手が将来に疑問符が灯っている。ライアン・セセニョン、ジオバニ・ロチェルソ、セルヒオ・レギロン、ハリー・ウィンクス、ブライアン・ヒルもまた、戦力刷新の一環として去る可能性がある。

来シーズンに向けてチームを再編成することになるポステコグルーは、タンギ・エンドンベレの将来についても決断を迫られる。

スパーズは、来シーズンのヨーロッパの大会への出場権を逃したためチーム戦力の規模を縮小する必要があり、選手の売却は新戦力の獲得するための資金源としても必要となるであろう。

スパーズのキャプテンを務めるロリスは今夏の退団を希望しており、11年間で400試合以上に出場した守護神はそのキャリアの新たな挑戦を望んでいるようだ。ロリス同様、ペリシッチの契約も1年しか残っておらず、昨夏アントニオ・コンテを追ってフリーで加入して以来、あまり印象に残る活躍ができなかったため、退団する可能性がある。

スパーズは、守備陣をアップグレードするために、ダイアーとデイヴィスへの他クラブからのオファーに耳を傾ける可能性が高く、4月にサポーターからブーイングを受けたサンチェスは、より出場機会がエられる環境でフットボールをしたいと話していたため、新たなスタートを必要としている。

セセニョンは2019年にフラムから2500万ポンドでやってきて以来、その期待に応えることはなく、ロチェルソとヒルはスペインのクラブへのローン移籍を経て、売却可能な資産となっている。今シーズン、ウィンクスはセリエAで最下位に終わったサンプドリアにローン移籍していた。

レギロンはアトレティコ・マドリードでのローン移籍からスパーズに復帰する予定だが、1年前にウディネーゼから1500万ポンドで獲得したものの、そのままウディネーゼでローン生活を過ごしているデスティニー・ウドギと左サイドバックのポジションでポジション争いを強いられる。

今シーズン、エンドムベレはイタリア王者ナポリにローン移籍し、セリエAで30試合に出場している。2019年にリヨンから6300万ポンドでスパーズに移籍した際に結んだ契約はまだ2年残っているが、このフランス人はプレミアリーグへの適応に苦労している。

しかし何より、ポステコグルーが取り組むべき最大の問題は、ハリー・ケインが来シーズンのチームの一員であるかどうかだろう。

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