この夏、トッテナム・ホットスパーへの移籍が噂されているジェームス・マディソンだが、ブリストル・シティのアレックス・スコットはマディソンの完璧な代替となりうる逸材だ。
football.london/Rob Guest
トッテナムが今夏、レスター・シティからジェームズ・マディソンを引き抜こうとする場合、ヨーロッパの大会への出場権を獲得できなかったのことが大きな障害になる可能性がある。2022-23シーズンの大半はチャンピオンズリーグ出場圏内である4位を維持していたが、シーズン終盤のスパーズの惨状は、他のチームにとって恩恵を与えてしまい、リリーホワイツは欧州のすべての大会から完全に脱落してしまった。
レスターとマディソンとの契約状況やチャンピオンシップへの降格により、キングパワー・スタジアムを去ることが確実となった今、イングランド代表ミッドフィルダーは間違いなくヨーロッパの大会でプレーすることを望んでいることだろう。ニューカッスル・ユナイテッドとアーセナルは、この攻撃的ミッドフィルダーの獲得に乗り出しており、争奪戦においてトッテナムよりも大きなアドバンテージを得ることができる。
トッテナムがマディソンの獲得に成功しなかった場合、アンジ・ポステコグルーとトッテナムの新マネジング・ディレクターは、別の戦力に矛先を向けなければならない。マディソンに代わる選手として、ブリストル・シティのアレックス・スコットは、このフットボール界で信じられないほど明るい未来を持っており、さらにマディソンの半額で買える可能性がある。
ブライトン＆ホーヴ・アルビオン、ブレントフォード、リバプール、ニューカッスル、ウルブズ、ウェストハムといったクラブがこのエキサイティングな19歳のミッドフィルダーと今夏の契約を狙っており、トッテナム・ファンであるスコットは間もなくトップリーグへの移籍を運命づけられているように見える。ブリストル・シティは自慢の選手を失うことになるナイジェル・ピアソン監督は、ガーンジー島で生まれた若者を獲得するために2500万ポンド以上の移籍金が必要だと指摘している。
3月のブラックプール戦で2-0の勝利を収めた後、BBCのインタビューに応えたピアソンは次のように語った。
「これまでのところ、その手の憶測はジャーナリストや代理人によって作られたものだよ」
「我々は、明確なオファーを一切受けていない。もしオファーが届くとしても、今日の市場で2500万ポンド以上である必要がある」
「アレックスはいつかイングランド代表としてプレーすることになると信じているよ。トレーニングで初めて彼を見たときにもそう思ったし、それ以来、私の考えは何も変わっていないからね」
昨夏、U-19イングランド代表の一員として、2022年のU-19ヨーロッパ選手権で優勝を果たしたスコットは、若い頃、サウサンプトンとボーンマスの両クラブで過ごしたが、最近はますます力をつけてきている。昨シーズンは2ゴール、5アシストの活躍を見せ、FAカップでブリストル・シティがマンチェスター・シティと対戦した際にはペップ・グアルディオラから称賛を浴び、チャンピオンシップの年間最優秀若手選手賞を獲得した。
