忘れたい1年を過ごした男の復活、待望のピースの夢の補強、エンドンベレ待望論 – アンジ・ポステコグルーが選ぶ中盤トリオ

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スパーズのヘッドコーチに就任したアンジ・ポステコグルーが、来シーズンのトッテナムの中盤にどのような布陣を敷くのかを展望してみよう。

football.london/Rob Guest

トッテナムのヘッドコーチにアンジ・ポステコグルーが就任したことで、2023-24シーズンに向けてシステムの変更が行われるだろう。アントニオ・コンテがスパーズの監督として在任中は3-4-3を採用していたが、ライアン・メイソン暫定ヘッドコーチはシーズンの最後の数週間に4-4-2と4-2-3-1の両方を選択した。

しかし、ポステコグルーが選択するフォーメーションは疑の余地なく4-3-3になるだろう。セルティックはそのやり方で大きな成功を収め、2シーズンで最多6つのトロフィーのうち5つを獲得することに貢献した。

トッテナムは、来シーズンも3人の攻撃陣で臨み、中盤にもう一人の選手を加えることになるが、その過程で多くの喜びを得ることができるだろう。ポステコグルーの中盤のセットアップの大きな特徴は、2人のミッドフィルダーに攻撃時のサポートとプッシュアップの許可を与えられ、もう1人のミッドフィルダーは中央のポジションを保ちながら、中に入ってくる逆サイドのフルバックと並んでプレーする役割を担う。

セルティックのキャプテンであるカラム・マクレガーはその中央のミッドフィルダーとしてのポジションに留まり、旗手怜央、アーロン・ムーイ、デヴィッド・ターンブル、マット・オライリーといった選手たちが、より攻撃的なミッドフィルダーとしてプレーして前に出ることができていた。その結果、この4人は実に大きな恩恵を受け、攻撃面に貢献し、全員が素晴らしいスタッツを残した。

旗手手は9ゴール、11アシストで20ゴールに関与し、ムーイ(7ゴール、11アシスト)とオライリー(4ゴール、14アシスト)はともに18ゴールに関与。ターンブルは5ゴール、7アシストで12ゴールに絡んでいる。トッテナムの中盤の選手たちは、来シーズンにポステコグルーのもとで同じような活躍を見せることが期待されている。

では、ポステコグルーのもとでの来シーズンのトッテナムの中盤はどのようなものになるのだろうか?

ビスマがレギュラーに

トッテナムがイヴ・ビスマのベストプレーを目の当たりにするのは、2023-24シーズンかもしれない。ブライトン&ホーヴ・アルビオンから2500万ポンドで加入したマリ代表ミッドフィルダーは、トッテナム・ホットスパー・スタジアムで忘れ去りたいような1年を過ごした。

ピエール・エミール・ホイヴィアとロドリゴ・ベンタンクールの2人がポジション争いで先行していたため、ビスマの出場時間は制限され、コンテが中盤の選手に求める戦術的な役割の理解にも苦慮した。そして、2月初旬には左足首のストレス骨折のために手術を受けなければならず、26歳のミッドフィルダーがピッチに戻ったのは、シーズン最後の3試合になってからである。

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