新フットボールディレクター候補を「かなりのやり手」として知られる人物に絞る

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トッテナムは、ファビオ・パラティチの後任となるクラブにリーダーシップと進むべき方向性をもたらすための次期のフットボールディレクターを探している。

Football London/Alasdair Gold

トッテナムは、新しいフットボールディレクターの任命に関して、候補者を絞り込み始めている。

スパーズのダニエル・レヴィ会長は、新たなヘッドコーチとフットボールディレクター探しを同時に進めており、それぞれの役割で、価値観やフットボールに対する信念が似ている人物を選びたいと考えているようだ。理想的な段取りとしては、フットボールディレクターが先に就任し、ヘッドコーチの最終選考に加わり、助言することになる。

トッテナムは、ローマのチアゴ・ピントと元バイエル・レバークーゼンのスポーツディレクター、ティム・シュタイテンを現段階での候補者として、新しいディレクター・オブ・フットボール探しのターゲットを絞っている。

football.londonによると、もう一人の有力候補がいるようだが、報道されているブレントフォードのテクニカルディレクター、リー・ダイクスは、現時点でその候補からは外れている。

新たなフットボールディレクターは、7月1日にレヴィのナンバー2として正式にクラブでの仕事を始める予定のチーフ・フットボール・オフィサーであるスコット・マンの下で働くことになる。

ピントを知る人々はfootball.londonに、有力候補者の中でもこのポルトガル人は「かなりのやり手(big operator)」であり、イタリア・サッカー連盟からの30ヶ月のフットボール活動の停止処分に対する控訴審に失敗して先月クラブを退団したファビオ・パラティチの後任として最も適任だと語っている。

38歳のピントはローマでゼネラル・マネージャーを務めており、ここ数年は元スパーズのジョゼ・モウリーニョと仕事をしている。

リバプールとウェストハムは以前、ピントの招聘を検討していた。ピントはローマの舞台裏で革命を起こしたとされ、その人材採用とセリエAのクラブ内で作り上げた文化が高く評価されている。ピントはローマに2020年に引き抜かれる前のベンフィカで、2017年にフットボール・ディレクターになる前に、様々なレベルでクラブの成功の多くを牽引したことが評価されている。

ローマのダン・フリードキン会長はピントを「ワールドクラスの才能」と評し、その採用能力だけでなく、ベンフィカで急成長させた若手の育成と輩出の実績に見られるように、アカデミー選手をスターに育てることが十八番である。ベンフィカはピントのもとでスター選手を数多く輩出し、若い才能を賢く獲得し、他のヨーロッパのクラブに高額で売却した。

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