デヤン・クルゼフスキ:コンテの去就がクラブの買取オプションに影響を与えることはない

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デヤン・クルゼフスキは、自身のスパーズでの長期的な将来が、誰が監督なのかに影響される可能性について説明した。

トッテナムでは、アントニオ・コンテの退任が間近に迫っているが、デヤン・クルゼフスキが今夏にクラブに完全移籍することにその人事は影響を与えないだろう。このスウェーデン人は、2022年1月の移籍マーケットで、1年半のローンでスパーズに移籍してきた。

現在、そのローン期間が終了しようとしている22歳は、コンテの将来が不透明であるにもかかわらず、今シーズン終了後にローン契約の買取オプションが行使されることを期待している。ノースロンドンで過ごした1年超の間、クルゼフスキはチームで最も重要なアタッカーの一人としての地位を確立し、来シーズンもスパーズの選手でいることは必至だと思われる。

イタリア人のコンテは、就任初シーズンにクルゼフスキとロドリゴ・ベンタンクールを古巣であるユベントスから引き抜くことに成功した。クルゼフスキの加入は、最終節でトップ4フィニッシュを決めたスパーズのシーズンを変える上で極めて重要なものとなった。

クルゼフスキのローン契約には買取オプションが含まれており、ある条件を満たすことで買取義務に変わる可能性がある。しかし現在、コンテの監督としての立場が不安定であることから、新監督がこのオプションを行使することに前向き心かどうか、また、選手自身も残留を望んでいるかどうか、疑問視する声がある。

クルゼフスキはSky Sportsのインタビューで次のように語った。

「コンテの状況は、クラブの買取オプションに影響を与えることはないよ。もちろん、僕はスパーズに残りたいんだ」

コンテは、先週土曜日のサウサンプトン戦で、3-1のリードを生かせず、試合終盤に3-3の引き分けに追いつかれたスパーズの選手たちを見た後、試合後の記者会見で選手たちを非難した。彼は選手たちを「自分勝手だ」とし、「互いに助け合おうとしないし、気持ちを込めていない」と喝破した。

2024年ユーロ予選のベルギー戦、アゼルバイジャン戦を控えたスウェーデン代表に招集されているクルゼフスキは、インタビュワーからコンテの発言に不快感を覚えないかと問われた。しかし、彼は監督を支持し、物議を醸すようなコメントに対して何の不快感も持たなかったことを名言した。

「ノーだよ。自分が毎日、チームに何をもたらしているかは分かっているからね」

「できる限りのことをやって試合に向けて準備をしているって自負しているから、いつも鏡の中の自分の姿を直視することができるんだ」

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