アントニオ・コンテは最近受けた手術について自らコメントをInstagramに投稿し、手術後に強行復帰をしたものの、完全に回復するまではイタリアに残ると決めたことを明かした。
アントニオ・コンテは、先日行われた胆のうの摘出手術について「過小評価していた」と認めている。木曜日の朝、コンテは手術から完全に回復するためにイタリアの自宅で療養に努めることがトッテナムによって発表された。
一週間前にイタリアで手術を受けた後、先週の木曜日にホットスパー・ウェイに戻ったコンテは、この一週間でレスター・シティ戦とACミラン戦のベンチに入っていた。水曜日にイタリアで手術後の定期検査を受け、コンテは当分の間イタリアに残って療養し、クリスティアン・ステッリーニが再び監督代行の職務に就くことが決まった。
今後、手術後の休養に時間を費やすというニュースを受け、コンテは自身のInstagram Storiesでファンに向けて最新情報を投稿し、そこで焦りによる強行復帰によって体調が悪化してしまったと明かした。
「クラブ、選手、スタッフ、そしてファンに対する大きな責任感が、ピッチに戻ることを急かしてしまった。今回の手術は甘く見るべきではなく、深刻で緊急を要するものだった事態だったんだ」
「自らの焦りが自分の体調を悪化させることになってしまい、これから全快するまで離脱を余儀なくされた。私のことを知る人なら、私にとってこれがどれほど負担になるかはわかってくれるだろうが、これは必要なことなんだ。Come on you Spurs!」
火曜日にサンシーロでACミランに1-0で敗れた後、53歳のコンテは自身の健康状態について口を開き、その数日前にレスター・シティ戦でベンチ入りしたときの苦悩についても明かした。
「正直言わせてもらえば、この前の試合(レスター戦)では完全に離脱していたんだ。手術を受けたばかりで、術後2日だったので医者からは『行っては駄目だし、職務を果たすことは出来ない』と言われていた。実際にこの前の試合ではピッチから遠ざかっていたんだよ」
「クリスティアン(ステッリーニ)が私の代わりにそこにいてくれて、私の考えをチームに伝えてくれて、本当に助かったよ」
「その期間、私は(術後の胃を保護するための)医療機器をつけていたんだが、それでチームとそれなりに交流することができた。100%の体調ではなかったが、次の試合はフィットしていたし、チームに貢献しようと努めた」