トッテナム・ホットスパーのリクルート担当が、その才能を評価されてノースロンドンのローカルライバルであるアーセナルに活躍の場を移すことが決定した。
Football London/Alasdair Gold
トッテナムの若手発掘担当マネージャーであるクリス・パーキンスが、ローカルライバルであるアーセナルに移籍するとfootball.londonは理解している。
football.londonが土曜日に明らかにしたところによると、パーキンスは先月、自身が属するクラブの組織構造が変わり続けたことでスパーズを去る決断をし、現在は彼がかつて働いていたエバートンを含む多くのクラブが彼の新天地として名乗りを上げており、どうやらアーセナルでスパーズと同様の役割を引き受けようとしているようだ。
パーキンスは、ダービーで5年間アカデミーの若手発掘責任者を務め、その手腕によってトップチームの選手がクラブの彼の発掘した若手で構成されるユースから高い割合で輩出されていることで有名になり、2020年にエバートンへ職を移した。それからわずか1年後、トッテナムのフットボール担当マネージング・ディレクターであるファビオ・パラティチと当時のテクニカル・パフォーマンス・ディレクターであったスティーブ・ヒッチェンがパーキンスを招き、17歳から21歳の年代のスパーズ・アカデミーに迎え入れるべき最高の若い才能を見極める仕事に従事するようになった。
パーキンズは若手発掘のスカウト・チームを結成し、アカデミーの動きの中で、シェフィールド・ユナイテッドから才能あるウィル・ランクシアーを、最終的には200万ポンドで引き入れた。この17歳のストライカーは、U-18スパーズで4試合に出場して4ゴールを挙げており、すでにU-21スパーズへとステップアップしている。
また、football.londonによると、近年弱体化が進んでいるU-18やU-21をテコ入れするために、今週中にもう一人のフォワードが、スパーズのアカデミーに入団する予定だと理解している。
パーキンスが去った後、その役割は現体制の中で引き継がれるのか、チーフ・スカウトのレオナルド・ガバニーニが若手発掘チームのスタッフを募集しており、アカデミーのスカウト部門が再び再編されるかどうかはまだ決定していない。
イタリア・フットボール連盟から30ヶ月の活動禁止処分を受けたパラティチの将来は不透明であり、クラブは活動停止処分がUEFAやFIFAの管轄下にも適用されることに備え、今後数ヶ月の間にトッテナムの内部でさらなる変化が起こる可能性がある。