虚偽会計疑惑のユベントスへの捜査でクリスティアン・ロメロのトッテナム移籍にも影響が…

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イタリアの報道では、クリスティアン・ロメロのトッテナムへの移籍が、現在、ユベントスを取り巻く混乱と何らかの関係があり、アタランタのルカ・ペルカッシCEOがファビオ・パラティチと謎の手紙について話し合っているとされている。

ロメロは2020年にジェノアからユベントスに加入したが、ユーベでプレーすることは無いまま同夏にアタランタと契約した。パラティチは両方の取引を完了させ、彼自身がノースロンドンのクラブの要職に就任してからほんの数週間後の2021年の夏にアルゼンチン人センターバックを5000万ユーロで獲得している。

ルカ・ペルカッシCEOとアンドレア・アニエッリの会話の盗聴内容をGazzettaが掲載したことによって、アタランタはスポットライトを浴びているクラブの一つである。

アニェッリは次のように話したと伝えられている。

「立ち止まらざるを得ない要素がいくつもある」

「ここ2年間はGuardia Di Finanza(イタリア財務警察)とCONSOB(イタリア国家証券委員会)が我々を見ているので、このようなことを処理してから他の状況を解決したい」

報道によると、ペルカッシはパラティチに対し、ロメロとの契約に関する手紙についても次のように語ったとされている。このアルゼンチン人ディフェンダーは2021年に5000万ユーロでトッテナムに移籍した。

「裁判になれば、虚偽の会計であることが明らかになるから、あの手紙は絶対に出せない」

かつてユベントスの要職に就いていたパラティチは、虚偽会計の捜査で裁判に出廷を命じられた11人のうちの1人である。2021年にノースロンドンのクラブのマネージング・ディレクターに就任するまでの11年間をアリアンツ・スタジアムで過ごし、移籍交渉を担当してユベントスの帳簿を均衡させるために移籍金を膨らませた疑いがもたれている。

イタリアのAndrea Abodiスポーツ相は2日、ユベントスだけが関与するクラブではなく、他のクラブもすぐに捜査の対象になる可能性があると述べた。

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