トッテナム・ホットスパーのディフェンダー、ベン・デイヴィスは先週のワールドカップのイングランド戦で腹部を負傷し、プレミアリーグ再開後のクラブ・フットボールへの復帰が怪しくなってきた。
アントニオ・コンテのお気に入りであるこの29歳のディフェンダーは、今シーズン、スパーズの試合の大半で先発出場しているが、カタールで負った負傷のため、ボクシング・デー(12月26日)に行われるプレミアリーグへの出場は疑わしいようだ。11月29日、ウェールズがイングランドに3-0で敗れた試合、このディフェンダーは60分に交代をせざるを得ない状態になっていた。
デイヴィスはこの試合中に腹部の斜角筋を痛めたとfootball.londonは理解している。この筋肉損傷による回復期間は4週間と予想されており、ボクシング・デーに行われるトッテナムのプレミアリーグ、ブレントフォード戦への出場は微妙となった。
デイヴィスのみならず、ウルグアイ・メディアの報道ではミッドフィルダーのロドリゴ・ベンタンクールが右足内転筋の小さな裂傷を負い、デイヴィスと同様の期間、療養に費やすことになると伝えられている。この26歳のウルグアイ代表ミッドフィルダーは、2-0の勝利したグループ初戦のガーナ戦で前半33分にプレーを中断させる必要があったが、その後の強行出場も虚しく、最終的にグループステージでの敗退となってしまった。
ベンタンクールは、スパーズでもピッチの中央でコンテにとって重要な選手となっているが、12月26日のブレントフォードでの試合は出場停止となっており、トッテナムの次の試合、元旦のホームでのアストンヴィラ戦にフィットできるように調整を進めることになる。
スパーズのワールドカップに出場しなかった選手たちは、金曜日の午後、スコットランド・プレミアシップのマザウェルをホットスパー・ウェイのトレーニング・グラウンドに迎え、シーズン中断期の最初の親善試合を行なう。コンテは練習に戻った選手たちとシーズン再開への準備を続ける中で行われるこの試合は非公開(無観客)だが、クラブのストリーミングサービス「SPURSPLAY」で放映される予定だ。