リシャルリソンが欠場するマン・ユナイテッド戦でイヴ・ビスマ投入の実験結果がアントニオ・コンテに答えを与える

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Football London/Rob Guest

トッテナムは、土曜日の夜に行われたエバートン戦でのリシャルリソンの負傷を受け、今後数週間でフォーメーションを変更する可能性がある。

プレミアリーグの順位表は、トッテナムに関わるすべての人にとって、とても見応えのあるものとなっている。土曜日の夜にノースロンドンで行われたエバートン戦に2-0で勝利したスパーズは、2022/23シーズンのリーグ開幕10試合で7勝を挙げ、3位につけている。

この土曜日の試合を終えてもアーセナルとマン・シティの後塵を拝していたが、アントニオ・コンテのチームは少なくとも、日曜日にリーズ・ユナイテッドとリバプールとの対戦を控えた上位2チームへのプレッシャーを強めている。前半はエバートンの堅い守備を崩すのに苦労したが、後半はかなり良くなった。

ハリー・ケインがボックス内でイングランド代表でのチームメイトであるジョーダン・ピックフォードに倒されてそのPKで先制すると、4分後にはピエール・エミール・ホイヴィアがきっちりゴールを決めて勝ち点3を獲得した。多くのポジティブな要素が生まれたこの勝利だが、一方でリシャルリソンが後半開始5分後にふくらはぎを負傷して退場するという大きなマイナス要素もあった。

リシャルリソンは水曜日のプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドとのアウェイゲームを欠場するだけでなく、ワールドカップのブラジル代表メンバーに入れるかどうかにも疑問符が灯っている。リシャルリソンが『夢の劇場』への遠征に参加できない以上、コンテはハムストリングの問題でインターナショナル・ブレイク以降欠場が続いているデヤン・クルゼフスキがメンバー復帰することを望んでいることだろう。

リシャルリソンの負傷とクルゼフスキのフィットネスに対する疑問から、コンテはトッテナムがエバートン戦でブラジル人が離脱した後に採用した3-5-2システムを用いる可能性が高まっているようである。その試合でイヴ・ビスマは中盤で落ち着いたプレーを見せ、注目を浴びた。

マット・ドハティに自由を与え、そのサイドの守備を固めながら前へ出て攻撃に参加をさせたビスマは、さらにエバートンがスパーズに反撃を繰り出す際に珍しく前に出てきたデマライ・グレイにタックルを決めた。この夏、ブライトン&ホーヴ・アルビオンからスパーズに移籍して以来、わずか2試合の出場にとどまり、ベンチから数分しか出番がなかったが、リシャルリソンの負傷により、トッテナムで待ちに待ったチャンスを手にすることができるだろう。

ビスマはトフィーズ戦で38分間ピッチに立ち、間違いなくコンテの目に留まった。試合後の記者会見で指揮官は、26歳の選手には2人のミッドフィルダーが横にいるのがベストであると明かした。

「ビスマは本当にいいプレーをしたよ。中盤3枚でプレーし、彼とあと2枚でプレーしたほうがいいのだと思う。彼のインパクトは、本当に、本当にポジティブだね」

「トップクラブにいるのだからプレッシャーも違うし、トレーニングのレベルも高いので、どの瞬間にもトップレベルの集中をしなければならない」

「要求されることは多く、彼はそれを理解している。本当にいい選手で、いいプレーをしてくれたので満足しているよ」

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