エリック・ダイアーは、ハリー・ケインの好調と、厳しい日程に直面している中でどのようにフィットネス・レベルを維持しているかについて口を開いた。
トッテナムで2022/23シーズンの素晴らしいスタートを切ったハリー・ケインが「どんどん良くなっている」と考えているエリック・ダイアー。今シーズンのこれまでの公式戦14試合で10ゴール、2アシストを記録したイングランド代表キャプテンは、土曜日の夜に行われたエバートン戦でもPKを決め、2-0の勝利に貢献して3試合連続のゴールを記録した。
しかし、これまでにノッティンガム・フォレスト戦とアイントラハト・フランクフルト戦ではPKを失敗し、今シーズンのゴール数を増やす絶好のチャンスを逃している。フランクフルトのPK失敗の後、ダイアーはそのPKを獲得したブライアン・ヒルに対し、「代わりにハリー・ケインからボールを奪うべきだった」と話していたようだ。
「ハリーは毎試合、どんどん良くなっていると思う」
「10試合で9ゴールだ。周りで起こっていることをあまり気にせず、ハリーはパフォーマンスを発揮し続けているんだよ」
しかし、水曜日のチャンピオンズリーグ、アイントラハト・フランクフルト戦の後半のPK失敗について、ケインは試合後に、実際に落ち込んでいたのだろうか?
「それはわからないね。それについて彼と話したことはないよ。ただ、ブライアン・ヒルにはボールを奪うべきだったと言っといたね」
ケインにとって、PKの失敗を克服する最善の方法は、次のPKで12ヤードの距離からゴールを決めることだった。また、この試合では、ピックフォードがエリア内でケインにファウルをしたため、幸運にもすぐにそのチャンスが巡ってきた。
「もちろん、彼は世界最高のPKキッカーの一人だよ。多くのPKを蹴っていれば、失敗することもあるだろう。それでも世界最高の一人だってことは揺るがないんだ」
トッテナムはトフィーズに勝利したことで、プレミアリーグ首位のアーセナルとマン・シティを追走し、さらに序盤の首位争いのライバルたちにプレッシャーをかけ続けることに成功した。今シーズン、トッテナム・ホットスパー・スタジアムでの試合は全て勝利していることからも、このイングランド代表ディフェンダーはスパーズの新しいホームが本当の要塞になり始めていると感じているようだ。
「ああ、そうだね。今のところ、僕らとファンの間には本当に良い絆があると思うよ」
「新しいスタジアムは慣れるまでに少し時間がかかるけど、僕らにとってはいい雰囲気だし、ここに乗り込んでくる相手チームにとっては厳しい雰囲気だろうね」
今シーズンのトッテナムで、ダイアーは全14試合に先発出場し、守備の主軸を担っている。アントニオ・コンテは試合中にダイアーの脇に並ぶセンターバックを左右に入れ替えることもあったが、今のところ、スパーズの背番号15を先発から外すことはなさそうだ。