アントニオ・コンテはトッテナムでのチャンピオンズリーグへの期待について口を開き、現在ヨーロッパで監督を務める元チームメイトと対戦した時のことを振り返っている。
アントニオ・コンテは、マルセイユとのグループステージ初戦を前に、チャンピオンズリーグでのトッテナムへの期待を明かした。スパーズはプレミアリーグにおいて、すでに4勝2分けと好調なスタートを切っている。
2018/19シーズンの決勝で敗れたスパーズが、この欧州最高の舞台であの時の再現する時が来た。チェルシー、ユベントス、インテルで国内リーグのタイトルを獲得したコンテが、トッテナムの14年間の無冠を終わらせる監督になることをクラブは望んでいる。
これまでにヨーロッパで最高の成績を残しているわけではないコンテだが、今シーズンはそれを覆すことを目指しており、本人は明らかに期待を高めている。
マルセイユとの試合を翌日に控えた火曜日、コンテは次のように語っている。
「私の野望は、ヨーロッパで成功することだ。その難しさを私はとても良く知っているが、同時に私には野望がある」
53歳のコンテは、ヨーロッパよりも国内リーグに重きを置いているのかと聞かれた。
「いや、それはない。カルロ・アンチェロッティは多くのチームでチャンピオンズリーグを勝ち取った。ミラン、レアル・マドリード…。ミランは本当にトップチームだ。彼がミランにいたとき、決勝で負けたのを思い出すよ」
アンチェロッティはコンテがよく知る人物であり、2003年にそのアンチェロッティのチームに負けた決勝戦についてコンテは話した。
「マンチェスター・ユナイテッド（オールド・トラフォード）で行われた私のキャリアで最後のファイナルは、0-0で終わった」
「ヘディングでクロスバーに当たってしまい、アンラッキーだったよ。そしてPKで負けたんだ。アンチェロッティはその前のシーズンはユベントスにいて、その後、ミランの監督になったんだが、彼は（ユベントスに対して）大きな大きなリベンジをしたと思っている」
スパーズはまず、チャンピオンズリーグのグループリーグでマルセイユと対戦するが、マルセイユもリーグアンでの開幕から6試合を無敗であり、リリーホワイツにとっては厳しい試合となるであろう。そのマルセイユのイゴール・トゥドール監督はコンテのよく知る人物であり、試合前にコンテはこのクロアチア人監督に重要なメッセージを送っている。
「イゴールは友人であり、ユーベで何年も一緒にプレーしている。本当にいいやつだよ」
「ヨーロッパの重要なクラブで彼がベンチに入っているのを見るのは本当に嬉しいね。彼は本当に良い仕事をしているし、彼は多くの仕事が大好きで、彼のチームは非常に明確なアイディアを持っている。我々との2試合を除いて、彼とマルセイユのために最善を尽くしてほしいね」
