レスター戦でアントニオ・コンテの繰り出したゲームチェンジャーによってソンとトッテナムはさらなる飛躍を遂げるかもしれない

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3-5-2システムはコンテにとって真新しいものではなく、以前インテル・ミラノでこのシステムを完璧に使いこなし、2020/21シーズンにセリエAのタイトルを獲得している。また、トッテナム在籍中にも、1月にキングパワー・スタジアムでレスターに3-2で勝利した際に、オリヴァー・スキップ、ハリー・ウィンクス、ホイヴィアの中盤3人を選択し、このシステムを採用したことがある。

しかし、いつも3-4-3でコンテが魅力的な選択肢の中から誰を前線の3人に選ぶかに注目をしていたトッテナムのファンにとって、このフォーメーションはとても新しく見えただろう。3-5-2への変更に伴い、攻撃陣の1人がメンバーから外れることになるが、クルゼフスキはこれまで何度かやっていた右ウイングバックとしてプレーする可能性がある。

トッテナムにとっては、物事が上手くいっていなかったなかでの戦術的な微調整が物事を好転させてくれそうで、この長いシーズンには多くの試合があるため、フォーメーションにも選択肢が必要となる。ビスマが3人目のミッドフィルダーとして投入されるまでは、スパーズは中盤がだらしなく空いてしまっていたが、中盤が3人となってからはそのエリアをコントロールし、ソンを生かすことができるようになった。

試合開始からであれ、試合の中盤からであれ、3人目のミッドフィルダーの投入は今シーズンのゲームチェンジャーとなり得るだろう。

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