フランス人センターバックは、今夏のトッテナム・ホットスパーへの加入以来、初めてメディアとのインタビューに応えた。
クレマン・レングレは、昨夏よりも今がトッテナム・ホットスパーに加入するチャンスが大きかったと語り、プレミアリーグで成功すれば、完全移籍の話も現実味を帯びるかもしれないと示唆した。
この27歳のフランス人は、先月バルセロナからローン移籍で加入し、韓国ツアーでプレーするためのビザの期限を過ぎての移籍だったため、スパーズの韓国ツアーに帯同するチャンスを逃した。その後、ホットスパー・ウェイに残り、フィットネスの向上に励み、レンジャーズとローマとの親善試合では、途中出場で積極的なプレーを見せた。
実はスパーズがラングレを獲得しようとしたのは今回が初めてではなく、今年の夏にクラブのマネージング・ディレクターであるファビオ・パラティチが、この経験豊富なフランス人をローンで獲得しようとしたが、選手はその時点でノースロンドンへの移籍を断ったと、football.londonは伝えている。
その経緯をラングレは語る。
「去年はそのタイミングではなかったんだ。その前のシーズンにはバルセロナでたくさんプレーしていたし、バルセロナでプレーしたいという気持ちが強かったんだ。でも結局、昨シーズンはあまりプレーできず、だからこの夏は良い機会になったのさ。ファビオとも、監督とも、チームメイトとも話をして、決断したよ。僕にとっては、とても明確な決断だったんだ」
レングレはこのインタビューの前に、自分の英語の拙さについて謝まっていたが、実際、その英語力は素晴らしく、新たなチーム、新たな国、そしてプレミアリーグへの適応を助けてくれるだろう。しかし、長期的な視点に立つと、このフランス人をシーズン・ローンから完全移籍にする買取オプションはない。
では、彼やクラブが望むように、彼がプレミアリーグで大成功を収め、短期の契約をより長い契約に変えることを望んだ場合に、どうなるのだろうか？
「それはわからないね。今のところ、僕はプレーする必要があるし、良いプレーをしなきゃいけない。そうなったらいいけど、その場合はまた話し合いをすることになるね。でも、今は良い選手になるために努力することが必要なんだよ」
ラングレのこの言葉からは、クラブとはまだこの先のことについて話していないようだ。
「そのような話はしていないよ」
