チェルシー戦で浮き彫りとなったソン・フンミンの課題とフォーメーション変更による打開策

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イングランド代表キャプテンは日曜日にゴールを決め、前節からパフォーマンスを向上させた。しかし、ソンはまだ苦戦している。この韓国人は、前半に何度もボールを奪われ、ボール・コントロールを失っていた。後半45分にはチャンスもあったが、残り10分で交代した。

ソンが交代する前に、スパーズでプレミアリーグ・デビューを果たしたリシャルリソンがピッチに登場し、試合の流れを変えたが、ジーナスもそれを指摘している。

「彼(リシャルリソン)は前に走りたがるし、前に走るだけで、ディフェンダーの心に不安を抱かせるんだよ」

「突然、クリバリのポジションが縛られ、リース・ジェームズは『俺はこっち(ケイン)をマークするから』と言い、ソンが付け入るスペースが少し生まれたんだ」

ジーナスは、チェルシーがケインとソンをマークする戦術を確立していることを示したが、リシャルリソンの投入とスパーズの4-2-4システムへの変更で、チェルシーは混乱していたと解説した。

試合後、コンテはフォーメーションの変更について、変更後のディフェンスがずさんなものになってしまったため、今後、4-2-4でもしっかりと機能できるように向上させる必要があることを認めている。

「もし、センターバックを3人にすれば、このような失点はなかっただろう」とイタリア人は認めている。

しかし、リシャルリソンの活躍により、攻撃面では利点があったようだ。25歳のリシャルリソンが入ったことで攻撃陣が1人増え、チェルシーがマークすべき選手が増えて、ソンやケインのような選手が走り込むスペースが増えたのだ。

このように、最初の2試合ではインパクトに欠けたものの、ソンはトッテナムの3トップにクオリティを与えている。また、昨シーズンのスロースタートだったケインも、まだ2試合とはいえ徐々に力をつけてきており、この30歳の本領発揮を疑う必要はないだろう。

しかし、3人のアタッカーがどうすればベストなパフォーマンスを披露し、対戦するどの相手に対しても危険をもたらすことができるか、チーム全体で取り組む必要がある。

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