Football London/Rob Guest
トッテナムがローマに1-0で敗れ、イスラエルのサミー・オファー・スタジアムで行われたプレシーズン戦で、我々が注目した5つのことを紹介しよう。
ペリシッチ獲得の成果
プレシーズンの最初の2試合では、トッテナムチームをローテーションさせる傾向があったが、アントニオ・コンテは前回のレンジャーズ戦ではローテーションせず、昨シーズンのベストチームに近いメンバーを選出した。ベン・デイヴィスの負傷欠場し、ダビンソン・サンチェスを替わりに起用した点を除けば、スパーズがチャンピオンズリーグ出場権を獲得するのに貢献したチームであった。
プレミアリーグ開幕を1週間後に控えた今、コンテは新シーズンに向けて強力なトッテナムのメンバーを選ぶつもりだったようだ。ローマとの親善試合での選手選考は、来週土曜日のサウサンプトン戦に向けてのゲームプラン、とりわけウイングバックの起用法にヒントを与えたかもしれない。
ジェド・スペンスとイヴァン・ペリシッチがそれぞれミドルズブラとインテル・ミラノからスパーズに加入し、優れたオプションを得たコンテは、シーズン中、選手選考に頭を悩ませることになりそうだ。先日のレンジャーズ戦では出番がなかったマット・ドハティとペリシッチが先発し、ファイナルサードでインパクトを与えた。
前者はオフサイドの判定を受ける前にヘディングシュートを放ち、後者はシュートを放つもわずかに枠の外。攻撃的なポジションを取り、チームメイトとうまく連係していたペリシッチは、ボックスの外からのシュートで、今後の活躍を予感させた。
ペリシッチの活躍は、トッテナムにとって今夏の移籍が間違いなかったことを浮き彫りにした。
馴染みの顔ぶれ
トッテナムがジョゼ・モウリーニョを解任してから初めてそのポルトガル人と対戦することは、試合前に多く語られていた。2019年11月に就任したこの経験豊富な指揮官は、カラバオ・カップ決勝の直前までの17ヶ月間で解任された。
しかし、スパーズの選手たちが再会したのはモウリーニョだけではなかった。フィットネスコーチのカルロス・ラリンなど、かつてのトッテナムでのコーチングスタッフの何人かは、その後、モウリーニョと共にイタリアの首都ローマに渡った。ルーカス・モウラはラリンに会えたことを喜び、試合前にチームがウォーミングアップをしているときに駆け寄ってきて、ラリンとハグをしていた。
