来週、バイエルン・ミュンヘンの幹部はダニエル・レヴィ会長と会談する予定だ。一方のスパーズは、バイエルンの18歳のフォワード、マティス・テルに興味を示している。
Telegraph/David Hytner
来週、バイエルン・ミュンヘンの首脳陣はトッテナムのダニエル・レヴィ会長と会い、ハリー・ケインの移籍について話し合う予定だ。
バイエルンの最高経営責任者(CEO)ヤン・クリスチャン・ドレーゼンとテクニカル・ディレクターのマルコ・ネッペは金曜日にロンドンに飛ぶ予定だったが、ドイツ国内の報道では飛行機が欠航になったとのことだった。
レヴィとの会談は続いており、ケインに関して両クラブで交渉の席が設けられ続けているのはこの先の展開を大きく示唆しているものだとみなされている。
スパーズはバイエルンの超新星で18歳アタッカー、マティス・テルに興味を持っていると考えられている。トーマス・トゥヘル監督のチーム構想では、このフランスのユース代表選手を残留させたい意向で、「移籍マーケットの期間中の佳境に何か変化があれば」その意向が変わる可能性があることも明かしていた。
このトゥヘルのコメントは、ドイツの報道ではバイエルンがケイン獲得を全力を尽くす用意があることを示すものと解釈されている。
金曜日に30歳になったイングランド代表キャプテンは、クラブ間で移籍金が合意できればバイエルン行きを希望している。 パリ・サンジェルマンもケインを狙っており、他のクラブよりも高額のオファーを提示するつもりだが、ケインはパリへの移籍を望んでいない。
ケインのスパーズとの契約は1年残っており、夏の移籍マーケットが開いている間は、スパーズから提示された契約延長オファーにサインするつもりはない。つまり、レヴィはバイエルンの公然となった獲得の意思に対して決断を迫られることになる。
ドイツ王者はケイン獲得にこれまでのオファーから1億ユーロ(約8560万ポンド)まで引き上げる用意があるとみられている。
