プレミアリーグに影響を与えるVARに関する大きな投票が来月行われる予定である。
football.london / Kleran Horn
新たな報道によると、プレミアリーグのクラブが2024/25シーズン以降のVARの廃止について投票を行う予定である。
約5年前にプレミアリーグに導入されて以来、多くのチームが衝撃的な判定の対象となり、物議を醸してきたVAR。このため、ウォルバーハンプトン・ワンダラーズがVARを廃止するための提案をまとめ、プレミアリーグの年次総会で投票が行われることがThe Athleticによって報じられた。
変更が行われるためには、20チーム中14チームがVARの廃止に同意する必要がある。このニュースは、チャンピオンズリーグで来シーズンから半自動オフサイド判定が導入されることが確定した後に出てきたものである。
これに関連して、ウルブズは次のような声明を発表した。
「誰の責任でもありません。我々は皆、フットボールにとって最良の結果を求めているだけです。すべての関係者がこの新たな技術の導入を成功させようと懸命に取り組んできました」
「しかし、プレミアリーグで5シーズンにわたってVARを導入した後、その未来について建設的かつ批判的な議論を行う時が来ました」
「我々の立場は、わずかな精度向上のために支払っている代償が我々のフットボールの精神に反しており、その結果、2024/25シーズン以降はVARを廃止すべきだというものです」
プレミアリーグの広報担当者は次のように述べた。
「プレミアリーグは、来月の年次総会でクラブとともにVARに関する議論を進めるます」
「クラブは年次総会で提案を提出する権利があり、我々はVARの使用に関する懸念や問題を認識しています」
「しかし、リーグはVARの使用を完全に支持しており、PGMOL（プロ審判協会）と協力して、試合とファンの利益のためにシステムの改善を続けることにコミットしています」
