トッテナム・ホットスパーとの契約が今シーズンいっぱいで満了となるイヴァン・ペリシッチは、夏の完全移籍を見据えて、少年時代に所属したハイドゥク・スプリトに6ヶ月のローン移籍で復帰した。
34歳のペリシッチは、今シーズンに入って6試合を終えた後、練習中に前十字靭帯を負傷して以来、戦列を離れている。
ペリシッチは、春に実戦復帰して、夏にドイツで開催されるユーロ本戦にクロアチア代表として出場することを目標としている。
2022年にインテル・ミラノからフリーでノースロンドンのクラブに加入したクロアチア人は、今回の移籍でプレミアリーグの舞台から去ることになる。
そのキャリアの中でミッドフィールダーからディフェンダーに転身したペリシッチは、スパーズで50試合に出場し、1ゴール、14アシストを記録した。
ペリシッチは、フットボール選手としてのキャリアをスタートさせた古巣であるクラブに戻っているが、実は17歳でソショーに移籍するまで、ハイドゥク・スプリトのトップチームでの出場は一度もなかった。
報道によると、ペリシッチはクロアチアのクラブでの今シーズンの残り期間とさらに来シーズンいっぱいの月給がわずか1ユーロのみとなっている。
ただし、さまざまなパフォーマンス級によって、この善意の印といった少額の給与以上に収入を増やすことができるだろう。
今月初め、アンジ・ポステコグルーはペリシッチが再びスパーズでプレーすることは無いだろうと語り、スパーズが飛躍を遂げるシーズンに参戦できない失意を明かしていた。
「彼の離脱は我々チームにとって大きな損失だよ」
「彼のその豊富な経験で、今シーズンは本当に重要な貢献をしてくれるだろうと期待していたし、シーズン序盤の数試合でピッチの上での影響力も見えたよ」
「だが、そうだね。彼はもうプレーできないだろう…彼が再び我々チームでプレーする可能性は低いだろうね」