センターバックはスパーズの1月の優先補強ポジションであり、サー・ジム・ラトクリフがオーナーであるフランスのニースは、トディボの移籍を妨げるつもりはなさそうだ。
Evening Standard/Dan Kilpatrick
マンチェスター・ユナイテッドがこのセンターバックに長年の関心を寄せているにもかかわらず、ニースのオーナーであるサー・ジム・ラトクリフは、ジャン・クレール・トディボが1月にトッテナムに加入することを妨げないだろう。
ラトクリフはグレイザー一家からユナイテッドの株の25％を買収することで合意に近づいており、いずれクラブ運営の主導権を握る予定だ。
しかし、3500万ポンドを上回るとみられるニースが23歳のディフェンダーに付けた値札を満たす移籍金をトッテナムが提示するのであれば、トディボのノースロンドンへの移籍がこじれることはないと予想される。
スパーズはフランス代表ディフェンダーの獲得を巡ってリーグ・アンのクラブとすでに交渉を開始しており、現在その獲得レースではユナイテッドをリードしていると考えられている。
ニースはユナイテッドとの交渉を待つのではなく、適切な価格でスパーズと取引をまとめる用意がある。
スパーズはトディボの代理人とも話し合い、彼がミッキー・ファンデフェンやクリスティアン・ロメロとともにトップチームの守備のセンターで重要な役割を果たすことを保証したものと理解されている。
しかし、トディボには依然として他の多くのヨーロッパのトップクラブが興味を示しており、スパーズは1月の獲得を巡って、ユナイテッド、リバプール、バイエルン・ミュンヘン、ACミランなどとの熾烈な競争に直面する可能性がある。
スパーズは1月の移籍マーケットでセンターバックの補強を最優先事項とし、アンジ・ポステコグルーはクラブに対し、1月の初めに移籍取引をまとめるように呼びかけている。
ファンデヴェンは11月6日のチェルシー戦で足をハムストリングを負傷して今も戦列を離れており、ロメロは今シーズンのイエローカードの累積が4枚となっているため、2度目の出場停止まであと1枚となっている。
サイドバックのエメルソン・ロイヤルとベン・デイヴィスがセンターバックの代役を務め、今夏で契約が切れるエリック・ダイアーはポステコグルーの長期プランには含まれておらず、夏に契約した18歳のアシュリー・フィリップスはまだ経験が浅い。
