トッテナム・ホットスパーの新ヘッドコーチは、ハリー・ケインとレスター・シティから夏に新たに4000万ポンドで獲得したジェームズ・マディソンについて語っている。
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アンジ・ポステコグルーは、トッテナムに対する自身の期待がハリー・ケインの期待とよく似ていることを説き、ジェームズ・マディソンをチーム戦力に加えたかった理由を正確に説明した。
バイエルン・ミュンヘンへの移籍が噂されているケインは、昨シーズン終盤にトッテナムについて次のように語った。
「ここ数年、このクラブは価値を少し失ってしまったような気がする。再び同じページに戻る方法を見つけることが重要で、もちろんファンとの関係も同じだよ」
セルティックを国内3冠を含む2シーズンで5つのタイトルに導いた後、スパーズにやってきたポステコグルーは、クラブの運営方法について同様の信念を持っており、クラブ関係者全員に明確な方向性を示す決意をしていると語った。
「文化に関する私の哲学、『哲学』というバズワードを使うのは嫌いだが、私にとって文化とはただそこにいる人々だということだ」
「環境を決めるのは人だからね。新たな場所にやってきて、この文化がこうであってほしいと言うのは簡単だが、私にはその環境に適合しない人、特徴や行動を合わない人がいる」
「だから、まず理解しなければいけないのは、我々にはどんな人たちがいるのかということだ。私が大切にしている価値は、フットボールのプレースタイルという点でこのフットボールクラブが持つ多くの価値に反映されているが、文化と行動における私の根本は、我々全員が自分の取り組みについてとても幸運に思っているということだ」
「このクラブの門を笑顔で入って来れないような人間はいないよ。特に選手はね。そこから始まるんだ。自分の環境とそこにいる人々に感謝と敬意を持っていれば、ここで何かを生み出す良い機会を生まれると思うからね」
「時々、人々はそれに関して指示を必要とする。もしどうあるべきかについての明確な方向性がなければ、人々は自分勝手に振る舞ってしまう可能性がある。私はそれを理解している。私は周りの期待についてかなり明確にしてきたし、これからもそうするよ」
「私はこれまでも、これからも、選手たちやスタッフたちに、フットボールクラブとして、我々がどのようにあるべきかについて、自分の期待をかなり明確にしてきた。ハリーが話していたことは、そういったことからそう遠くないことだと思っているよ」