Mailonline/Tom Collomosse
トッテナムは、レスター・シティがプレミアリーグから降格したことを受け、ジェームズ・マディソンとハーヴェイ・バーンズの両獲りに踏み切った。
この2人は、昨シーズン、レスターがプレミアリーグで苦戦を強いらながらも23ゴール、10アシストに貢献したことから他クラブが関心を示しており、ニューカッスルもこの2人に興味を示し、ウェストハムとアストンヴィラはバーンズの動向を注視している。
しかし、先手を打ったスパーズの動きは、虚しくも5000万ポンドを超えるとも言われる獲得オファーがレスターによって拒否される可能性がある。
Mail Sportは6月8日、スパーズがマディソンの補強を今夏の優先事項としていると報じたが、ニューカッスルは過去12ヶ月に渡って、このプレーメーカーを頻繁にスカウトしており、チャンピオンズリーグの舞台を与えることもできる。
レスターとマディソンとの契約はあと1年しか残っておらず、レスタートすれば、この夏に彼を売却してできるだけ高額の移籍金を回収しなければならない。26歳のマディソンは、現在イングランド代表として、金曜日にマルタ、月曜日に北マケドニアとのユーロ2024予選を控えている。
バーンズの契約は2025年夏まで残っているが、レスターがチャンピオンシップに降格したことで、クラブの収入が激減し、その差を埋めるために選手売却が必要となっている。レスターは1年前、この2人の選手にそれぞれ約6000万ポンドを要求していたが、この夏にはその額に届きそうにない。
一方、マンチェスター・シティのコーチを務めているエンツォ・マレスカは、ペップ・グアルディオラが続投を希望しているものの、レスターと新監督就任について話し合いを持ったという。
フォクシーズは、4月2日にブレンダン・ロジャーズを解任して以来、監督がいない状況が続いている。ディーン・スミスはシーズン最後の8試合を暫定的に指揮を執ったが、レスターをプレミアリーグに留まらせることはできなかった。
