ルーカス・モウラ:僕は永遠にスパーズだ… [SpursOfficial]

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アムステルダムで涙を流したあの夜、そして今また別の理由で涙を流しているルーカス・モウラ。この5年半の間、ホームと呼んできたクラブに別れを告げようとしているのがその涙の理由である。

2018年1月、パリ・サンジェルマンからやってきたルーカス・モウラは、2019年のチャンピオンズリーグ・ファイナルにクラブを導いた、あの後半のハットトリック(アディショナルタイムの決勝ゴールを含む)を達成し、クラブの歴史にその名を刻んだ。

もちろん、彼のスパーズでの輝かしいキャリアは他にもある。アウェーでバルセロナと対戦し、ファイナルへと続くそのシーズンのチャンピオンズリーグの決勝トーナメントに進出するための重要な同点ゴールを決めたこと。ハダースフィールド・タウン戦でのプレミアリーグのハットトリック、敵地で3-0の勝利を飾ったマンチェスター・ユナイテッド戦での2ゴールがすぐに思い浮かぶが、30歳の彼は、我々クラブでの時間を振り返り、話し始めるべき試合はひとつしかないと語った。

「アヤックス戦はもちろん、これまでのキャリアで最高の瞬間だったよ。僕にとっては、まるで昨日のことのように思えるんだ。時が経つのは早いものだね。あの3ゴール、準決勝だったね、特に残り数秒のところで左足で決めたあのゴール…どう説明したらいいのかわからないほどさ。フットボールってのはあのような瞬間のためにプレーしているものだからね」

「気持ちが爆発した瞬間だったね。長い間ここにいて、この冒険を存分に楽しんできたし、いい瞬間もたくさんあったし、友達もたくさんいたから、語り尽くすのは難しいよ。スパーズにいて、良い友人たちに恵まれ、僕らのこのスタジアムでプレーするというこの経験は、とても美しいものなんだ。これから寂しくなるね」

残念ながら、ルーカスが最近出場した2試合は、途中出場からすぐさま退場となったエバートン戦と、同じく途中出場でアディショナルタイムに相手の決勝ゴールに繋がるミスパスをしてしまったリバプール戦であり、思い通りにはいかなかったが、彼はこの2つの残念な結果が、スパーズのキャリア全体を決めるものではないと信じている。

「怪我に悩まされ、思うようにチームを助けることができなかったんだ」

「もちろん、この2試合は大変だったね。またプレーしたい、チームの力になりたいという気持ちが強く、それを示すために、意欲的にプレーしていたら、エバートン戦でレッドカードをもらってしまった。そのときの気持ちは、とても、とても最悪だったよ。ひどいものだったね」

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