レスターが1月の移籍マーケットでリヨンからテテを獲得する動きを見せているが、これによってスパーズはジェームズ・マディソン獲得のチャンスが生まれるかもしれない。
Football London/Bailey Keogh
トッテナムは、冬の移籍マーケットでレスター・シティのイングランド代表プレーメーカー、ジェームズ・マディソンの獲得に大きな望みを見出したかもしれない。その望みは、フォクシーズがすでにマディソンの後任となるミッドフィルダーの獲得に動いていることにリンクする。
アントニオ・コンテの監督就任以来、スパーズにはクリエイティブなな選手が欠けており、この冬もそのタイプの選手を獲得することができずにいる。夏にはクリスチャン・エリクセンがその役割を果たす可能性があったが、スパーズが補強に本腰を入れることはなく、エリクセンはマンチェスター・ユナイテッドに移籍した。
移籍情報のエキスパートであるFabrizio Romanoによると、レスター・シティはオリンピック・リヨンからブラジル人ウィンガーのテテを獲得するために交渉を進めているようだ。現在、話し合いは最終段階に入っているという。
マディソンとテテは共に同じポジションの選手であり、テテの補強を実現する背景には、レスターがトップクラブが関心を寄せるマディソンの後釜を探していることが明確になっている。ブレンダン・ロジャーズは過去にこのミッドフィルダーがクラブを去る可能性を示唆していた。
「より困難になってきているよ。トップ6に限らず、資金力があるクラブが本当に状況を難しくしているんだ。そういったクラブは複数の資金源を有している。うちはオーナーも家族も1つだ。年々、厳しくなっているよ。競争力を高めたいという我々の野心が弱まることはないがね」
レスターがこの移籍取引を推し進めることによって、スパーズがレスターの意思を試すマディソンへのアプローチのチャンスを生み出すことになる。
移籍マーケットはまだ4日間を残しており、これからリリーホワイツは忙しい期間を迎える可能性があるだろう。