元スパーズの選手であるジョン・ダンカンが、土曜日に73歳で亡くなったと聞き、クラブは深い悲しみに包まれています。
1949年2月にスコットランドのダンディーで生まれたジョンは、幼い頃から地元クラブのダンディーを見て育ち、学校を卒業するとダンディーとプロ契約を結びました。1972/73シーズンには46試合に出場して40ゴールを挙げ、スコットランド・フットボール界の得点王となり、その後の8年間で188試合に出場して109ゴールを挙げました。また、1974年にはダンディーがセルティックに勝利し、リーグカップの栄光に貢献し、現在も歴代の得点ランキングで7位に名を刻んでいる。
1974年10月、テリー・ニールがスパーズの監督として初めて獲得した選手としてスコットランドからノースロンドンに渡り、そのシーズンに12ゴールを挙げ、1部リーグ残留に大きく貢献してチーム内得点王となりました。1975/76シーズンと1977/78シーズンにもこの偉業を繰り返したジョンは、在籍中に120試合出場で62ゴールと驚異の平均ゴール数を記録してその決定力を証明しています。
1978年9月にダービー・カウンティに移籍した後、3年後にスカンソープ・ユナイテッドに加入し、選手兼監督になると、ジョンはすぐに監督としてのキャリアを歩み始めました。1985年、チェスターフィールドで初めて監督としての成功を手にし、4部リーグ優勝に導きました。その後、イプスウィッチ・タウンの監督を経て、1993年にチェスターフィールドに復帰。2年後、プレーオフを経て3部リーグからの昇格プレーオフに導き、1997年には3部のチェスターフィールドをFAカップ準決勝まで導きましたが、そこでミドルズブラとの再試合にもつれ、敗退しています。
監督キャリアの最中にリーグ・マネジャーズ・アソシエーションでの役割にも尽力したジョンは、2009年に同組織の職員となり、監督業から退いてからはLMAテクニカル・マネージャーを務めていました。
このたびの訃報に接し、ご家族、ご友人の皆様に心よりお悔やみを申し上げます。
