RBライプツィヒからローンでティモ・ヴェルナーが加入することを発表します。
ドイツ代表フォワードはシーズン終了までのローンでクラブに加入し、夏には完全移籍にする買取オプションが付きます。ティモは背番号16のユニフォームを着ます。
27歳のティモは、TSVシュタインハルデンフェルトでキャリアをスタートさせ、VfBシュトゥットガルトの下部組織に入団し、そこでトップチームに昇格して2013年8月のヨーロッパリーグ予選でデビューを果たし、クラブ史上最年少で公式戦出場を果たした選手となりました。
VfBシュツットガルト時代、ティモはトップチームで103試合に出場し、14ゴールを記録。2013年9月にブンデスリーガで初ゴールを決めて、こちらもクラブ史上最年少のゴールとなっています。
多才なアタッカーであるティモは、2016/17シーズンの開幕前にRBライプツィヒに加入しました。そこから印象的なシーズンを過ごし、ブンデスリーガの32試合で21ゴールを記録し、2位フィニッシュとUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献しました。
RBライプツィヒに加入して以来、ティモは4シーズン連続でクラブのリーグ戦でのトップ・スコアラーとなり、2019年11月のマインツ戦ではゴールとアシストでハットトリックを記録し、ブンデスリーガの歴史に名を残しました。
2019/20シーズンに全公式戦45試合で34ゴールを記録して大爆発し、その驚異的なパフォーマンスで個人の評価を高め、2019年11月と2019年12月のブンデスリーガ月間最優秀選手賞を獲得し、ブンデスリーガのシーズン最優秀チームにも選出されました。
2020年7月にティモはチェルシーと契約し、2020年9月のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦でプレミアリーグ・デビューを果たし、同月にブルーズでの初ゴールを記録。チェルシーで計89試合に出場し23ゴールを決め、2020/21シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ、2021年8月のUEFAスーパーカップ、2022年2月のFIFAクラブ・ワールドカップ優勝に貢献しました。
2022年8月にティモはRBライプツィヒに戻り、2022/23シーズンのドイツカップ(DFBポカル)と2023年8月のドイツ・スーパーカップ(DFLスーパーカップ)で優勝。ライプツィヒでの2度の在籍期間を通じて、通算213試合に出場して113ゴールを記録しています。
ドイツ代表では、ティモはさまざまな年代で代表に選出されており、2017年3月に初めてフル代表に招集され、同月にデビューを果たしています。2017年、ティモはドイツのコンフェデレーションズ・カップの優勝において重要な役割を果たし、ファイナルで決勝ゴールをアシストし、同大会の得点王として大会を終えました。さらにドイツ代表として2018年ロシア・ワールドカップやユーロ2020にも出場し、これまでに57キャップを獲得し、24ゴールを記録しています。