移籍成立の手前でバイエルン・ミュンヘンの獲得への動きがあったものの、ジェド・スペンスのジェノアへのローン移籍を含めたラドゥ・ドラグシンのスパーズへの移籍が間もなく成立へ。
今日、ラドゥ・ドラグシンはトッテナムへの移籍を完了するためにメディカル検査を受けるべくロンドンに飛んでいる。
スパーズはこのセンターバックの獲得に約2150万ポンドと、さらに出来高で最大430万ポンドをジェノアに支払うことになる。
右サイドバックのジェド・スペンスはこの移籍取引の一環でローンでジェノアに移籍する予定で、ジェノアには約850万ポンドの買取オプションがつく。
ブンデスリーガの巨人が土壇場で獲得オファーを提示し、この移籍の乗っ取りに動いたが、トッテナムはこのドラグシンに対するバイエルンの動きを跳ね除けることになった。
ナポリもドラグシンの獲得を目指していたが、本人はプレミアリーグへの移籍に同意した。
スパーズは今週中にドラグシンとの契約を完了し、このルーマニア人が日曜日のオールド・トラフォードでのマンチェスター・ユナイテッド戦でのデビューを実現したいと考えている。
ドラグシンは、ミッキー・ファンデフェンとハムストリングの負傷で戦列を離れているクリスティアン・ロメロをカバーすることになる。
昨夜、RBライプツィヒからのローン移籍が完了したティモ・ヴェルナーも、オールド・トラフォードでデビューを果たす可能性がある。
チェルシー在籍中に苦労したヴェルナーには、プレミアリーグで自分の実力を証明すべき理由がある。
ドラグシンのトッテナムへの移籍により、エリック・ダイアーはバイエルン・ミュンヘンへの夢の移籍を成し遂げることができるかもしれない。
夏にスパーズとの契約が切れるダイアーは、すでにバイエルンと個人の契約条件で合意しており、ドラグシンを逃したバイエルンは改めてダイアーの獲得を推し進める可能性がある。
バイエルンは数多くのセンターバックのオプションから補強すべき選手を検討しているが、ドイツ国内の報道によると、わずか350万ポンドで獲得できるダイアーが第一候補となっているようだ。