プレミアリーグを戦うトッテナムは、ファーストチームのコーチ陣を支援するために、エンフィールドにあるトレーニング・グラウンドをさらに改良しようとしている。
Football London/Alasdair Gold
トッテナムは、将来の監督やコーチングスタッフに活用してもらうために、ホットスパー・ウェイにあるファーストチームのトレーニング・エリアの一部を拡張する計画書をエンフィールド区議会に提出した。
この広大なトレーニング・グラウンドは、イングランド代表を含め、各国の代表チームもよく利用しており、常にアップグレードが行われている。現在、クラブ・スタッフのために敷地内に新しいメディア・センターを建設しており、最近ではアカデミーのための建物も改良された。今回、スパーズは、増え続けるコーチング・スタッフを収容するために、ファーストチームのトレーニング・センター棟の増築を新たに申請した。
この申請は、ファーストチーム棟の北西にある平屋建ての北側に増築を行うためのものである。この増築により、ファーストチームのコーチが使用する施設が増え、専用のオフィス・スペース、プライベート・オフィス、ミーティング・ルームのほか、道具置き場やサポート機能のための補助的なエリアが設けられる予定。この増築により、231平方メートルの新しいフロア・スペースが生まれることになる。
使用される建材は、最近建設されたトレーニング・コンプレックスのアカデミー増築部分と同じものになる予定だ。
F3 Architects(設計事務所)が作成したクラブの申請書には、次のように書かれている。
「ファーストチームの増築の概要は、ヨーロッパ・フットボールの最高峰で成功を収めようとするクラブの継続的な運営上のニーズに応えるものとして発展してきました。クラブはトップクラスのフットボール・チームにふさわしい高品質のサービスと人材育成を提供し続けることを約束します」
「そのため、現在の建物の規模や既存の施設は、スポーツ施設の進歩の中で、拡張や改善が必要です」
「このトレーニング・センターが10年前の2012年末にオープンして以来、エリート・レベルのプロフェッショナルのスポーツ科学の分野で多くの発展があり、クラブはトレーニング・センターのファーストチーム棟を拡張する必要性を調査する必要があります」
「その調査によって、ファーストチームの運営とトレーニングの必要性をサポートし、この施設のワールドクラスのステータスを維持することができます。これはクラブが国内および国際レベルで最高のパフォーマンスを発揮し、将来の才能を引きつけるために不可欠なものです」