移籍マーケットの動向に影響する現在のトッテナムのホームグロウンの選手と非ホームグロウンの選手

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プレミアリーグのルールに基づく非ホームグロウンの選手(上限17人)

ウーゴ・ロリス、エメルソン・ロイヤル、エリック・ダイアー、クリスティアン・ロメロ、ダビンソン・サンチェス、クレマン・ラングレ、セルヒオ・レギロン、ピエール・エミール・ホイヴィア、ロドリゴ・ベンタンクール、イヴ・ビスマ、イヴァン・ペリシッチ、デヤン・クルゼフスキ、ルーカス・モウラ、ソン・フンミン、リシャルリソン (計15人)

プレミアリーグのルールに基づくホームグロウンの選手(非HGと合わせて上限25人)

フレイザー・フォースター、ブランドン・オースティン、ジェド・スペンス、マット・ドハティ、ベン・デイヴィス、ジャフェト・タンガンガ、ライアン・セセニョン、オリヴァー・スキップ、ハリー・ウィンクス、ハリー・ケイン(計10人)

U-21リスト(上限無し)

ハーヴェイ・ホワイト、パペ・マタル・サール、ブライアン・ヒル

チャンピオンズリーグ

チャンピオンズリーグでは、トッテナムは現状で25人の中に非ホームグロウンの選手が2人オーバーしている。ドハティとデイヴィスはプレミアリーグではホームグロウンとみなされているが、ヨーロッパではイングランド以外の国で育成年代を過ごしたことから、非ホームグロウンとなってしまう。

UEFAの大会では、クラブは2001年1月1日以降に生まれ、そのクラブに2シーズン継続して登録されている選手をBリストに載せて提出することができる。ヒルとサールはBリストに載せるには十分な若さだが、トッテナムにとっては残念なことに、まだ2シーズンも在籍していないため、非ホームグロウンの選手に載せなければ選手登録ができない。

もし、トッテナムが9月1日(木)の移籍マーケットの期限までに新たな非ホームグロウンの選手を獲得するのであれば、パラティチとコンテは3人の退団させる必要がある。

ヒルやサールのローン移籍が取り沙汰されているが、彼らが本当に移籍するのであればスパーズの登録選手の枠にとって助けになるだろうし、コンテのチーム構想に含まれていないレギロンの退団も、外国人選手の数を減らすのに役立つだろう。

また、トッテナムは、ホームグロウンの中でも「クラブ育成の選手」と「協会育成の選手」のそれぞれに4つの枠があり、それぞれの選手の数にも注意を払う必要がある。ブランドン・オースティン、タンガンガ、ウィンクス、スキップ、ハリー・ケインは前者となり、セセニョン、ジェド・スペンス、フレイザー・フォースターは後者となる。

タンガンガとウィンクスが退団するという話がある中、UEFAのルールでは「クラブがホームグロウンの選手を8人未満しか保有していない場合、選手登録の最大人数はそれに応じて減らされる」となっている。これは、チーム戦力のバランスに大いに影響を与えるルールであり、全く軽視できないものである。

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