トッテナム・ホットスパーが獲得した日本代表ディフェンダーは、チームメイトやトーマス・フランク新監督とのトレーニング始動をずっと待っていた。
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高井幸大はついに労働許可証が下り、トッテナムのチームメイトとの練習を始められるようになった。
スパーズは1週間前、川崎フロンターレから20歳の日本代表を500万ポンドで獲得する契約を結んだが、それ以来ずっと労働許可証が下りるのを待地続けていた。それがなければ、このセンターバックは練習にも参加できず、トーマス・フランク体制の一員としてのキャリアを始めることもできなかったのだ。
しかし、football.londonが把握しているところでは、高井は火曜日の朝に労働許可証を受け取り、ようやくチームメイトとの練習セッションに参加できるようになった。
横浜出身のこのディフェンダーは、スパーズと2030年までの契約に合意している。2022年4月、AFCチャンピオンズリーグの広州戦で8-0の勝利を収めた試合で、高井は川崎のトップチームでデビューを果たした。その後、全公式戦で合計81試合に出場して4ゴールを決め、Jリーグのベストヤングプレーヤー賞を獲得しただけでなく、チームを2025年のAFCチャンピオンズリーグ決勝進出に導いた。
国際舞台では、高井はこれまでにワールドカップ予選で日本代表として4試合に出場しており、2024年にはAFC U-23アジア・カップで優勝に貢献した。また、2024年のパリ・オリンピックにも日本代表として出場し、準々決勝まで進んだ。
高井は鹿島アントラーズに2-1で勝利した後、満員のアリーナで行われた感動的なセレモニーで川崎のファンに別れを告げ、日本からすぐに渡英し、クラブでの最初のインタビューでこれからの挑戦を楽しみにしていると語った。
「Jリーグの川崎フロンターレで土曜日に試合をして、次の日に飛行機で飛んで、今日(火曜日)ここにいます」
「ロンドンに着いてワクワクした気持ちがいっぱいです」


