UEFAスーパーカップのPSG戦でトーマス・フランクが選ぶべき先発メンバー(4‑2‑3‑1を想定)

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トーマス・フランクにとって、トッテナム・ホットスパー指揮官として初の公式戦は、これ以上ないほど重要な大一番となる。

footballlondon/Alasdair Gold

8月13日夜、スパーズはイタリア・ウディネーゼのスタディオ・フリウリで、ルイス・エンリケ監督が率いるパリ・サンジェルマンとUEFAスーパーカップを戦う。この試合は、フランクにとって新監督就任直後の初のタイトル獲得のチャンスとなる。

ただし、今季ヨーロッパリーグを制したスパーズは、現チャンピオンズリーグ王者であり、現在ヨーロッパ最高と言われるPSGを倒さなければ、この栄光のトロフィーを掲げることはできない。PSGは日曜日にチェルシーとのクラブ・ワールドカップ決勝を控えており、トロフィー獲得によってさらに勢いを強める可能性がある。(補足:0-3でPSGが敗れた)

ニューヨークでのそのゲーム後に3週間の休みを取る必要があるため、PSGはウディネでのスパーズ戦の数日前にようやく練習を再開することになる。その分、トッテナムは最高のパフォーマンスで臨む必要がある。

ここまでトッテナムは、モハメド・クドゥス(ウェストハム)、高井幸大(川崎フロンターレ)を獲得し、マティス・テルのローン移籍を完全移籍に転換した。さらに、モーガン・ギブス・ホワイトの加入も進行中であり、フォレストからの契約解除条項に関する異議申し立てが大事にならなければ、新たな補強として加入する見込みだ。


PSG戦の先発は?

もし移籍市場が明日閉まり、仮にスパーズがギブス・ホワイト獲得に成功したとすれば、最も頻度高くフランクが採用している4‑2‑3‑1のフォーメーションで次のような布陣を想定する。

ゴールキーパーの人選はごく単純で、イタリア代表のグリエルモ・ヴィカーリオが地元ウディネに凱旋する形となる。ディフェンスラインの4人も、現時点では自動的に決まってくる。ペドロ・ポロ、クリスティアン・ロメロ、ミッキー・ファンデフェン、そしてデスティニー・ウドギで構成される。この4バックは、実は昨シーズンあまりに同時出場する機会が少なかった組み合わせだ。

その前方の2人のセントラル・ミッドフィルダーは、ロドリゴ・ベンタンクールとルーカス・ベリヴァルが務める可能性が高い。ベンタンクールについては、フランクが就任後最初のインタビューで、チームに適応させたい選手として名指しした選手であり、一方のベリヴァルは、昨シーズンのトッテナムの年間最優秀選手として、このフォーメーションにおけるもう1つのポジションを担うことになりそうだ。

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