金曜日にアンジ・ポステコグルーの退任がクラブから正式に発表されたのを受けて、トッテナムの新監督就任に向けたタイムラインが明らかになってきている。
football.london/Hannah Pinnock
59歳のポステコグルーは2023年夏にスパーズの監督に就任したばかりだったが、就任2年目のシーズンは、プレミアリーグ時代におけるクラブ史上最低の勝ち点で終えることとなった。最終順位は17位で、降格圏とはわずか13ポイント差だった。
とはいえ、ノースロンドンのクラブは来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得しており、ポステコグルーはチームを今季のヨーロッパリーグ制覇に導いた。ビルバオでマンチェスター・ユナイテッドに勝利し、近年のクラブの歴史の中でも屈指の劇的瞬間に導き、17年間に及んだ無冠の時代に終止符を打ったのだ。
しかし、このヨーロッパでの栄光もクラブ上層部を満足させるには至らず、金曜日に監督との決別が正式に発表された。クラブ公式サイトで発表された声明では、この決断は「パフォーマンスの検証と慎重な熟慮を経て」下されたものであるとされている。
The Athleticの報道によれば、ポステコグルーの後任に関する決定は来週にも下される見通しであるという。ジャーナリストのデイヴィッド・オーンステインによれば、現時点で最有力候補はブレントフォードのトーマス・フランクであるとのことだが、スパーズはまだロンドンのライバルクラブとは正式な接触を持っていない。
そのほか、フラムのマルコ・シウヴァや、ボーンマスのアンドニ・イラオラも候補に挙がっている。いずれの候補者もプレミアリーグでの指揮経験があり、これはスパーズ上層部にとって大きなプラス要素と見なされることだろう。
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