アンジ・ポステコグルーは、日本と韓国の暑く湿気の多い気候の中で2週間懸命に練習したことで、チームは大きな恩恵を受けたと感じている。
この2週間、スパーズは2024/25シーズンのプレシーズン・ツアーの一環として日本と韓国を訪れ、気温が36度に達し湿度が90パーセントまで上昇する中で数多くのトレーニング・セッションと3試合に臨んだ。
このような猛暑とじめじめした気候の中で、選手たちは単に環境に順応するだけでなく、その条件を克服してスパーズのプレースタイルに求められる最高の強度のパフォーマンスを発揮するよう求められた。
そして、それはスパーズがアジアでの12日間を通して熱心に取り組んだチャレンジであり、その姿勢と努力は間違いなくヘッドコーチを喜ばせた。
「良い結果だったと思うよ」
アンジはツアー全体を振り返りながら語った。
「選手やスタッフの日々の仕事に文句は言えないよ。前にも言ったように、あのような状況では簡単ではないからね」
「選手たちはここ10日間、ここで懸命に練習してきたこと、そしてその状況で、強敵（FCバイエルン）と対戦したことの影響を感じたはずだろうね。あの試合では鋭さや激しさを見せるのに苦労した。選手たちは粘り強く頑張ったが、フットボールに関しては残念な夜だった。しかし、ここ1週間半ここでやってきた練習から大きな恩恵が得られると思うよ」
「この地域で1週間ほど過ごしているとさらにその影響を感じ始めるが、それこそが我々が懸命に練習した目的だった。試合に向けて別の（強度を落とした）トレーニングをすることもできたが、プレミアリーグのシーズン開幕に向けて準備することの方が重要だと思うからね」
「両国で素晴らしい歓迎を受けたね。試合はすべてサポーターにとって何か意味があったと思う。だからポジティブなツアーだったが、今は家に帰るのが楽しみだよ」
「（シーズンの開幕まで）まだ2週間ある。今週は何人かの選手が戻ってくるね。もちろん代表選手も戻ってくるし、デスティニー（ウドギ）もトレーニングに戻っているし、リシャルリソンも今週中には戻ってくるはずだ。トップクラスの選手が何人かグループに戻ってくるので、助けになるだろう。戻ってきたら最初の試合まで10～12日あるので、しっかり準備を整えるよ」
