土曜日の午後、トッテナムのトレーニンググラウンドでケンブリッジ・ユナイテッドとの無観客での親善試合が行われた。
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アンジ・ポステコグルーは、ケンブリッジ・ユナイテッドとの無観客でのプレシーズンで初めての試合で、トッテナムの選手のほとんどを出場させた。
昨シーズン、リーグ1を18位に終え、トッテナムの選手たちよりほぼ1週間早くプレシーズンを始動しているケンブリッジ・ユナイテッドを招待したこの試合は行われた。この試合は正午にホットスパー・ウェイのグラウンドでキックオフとなり、スパーズの多くの選手がさまざまな時間でプレーした。
新加入のアーチー・グレイとルーカス・ベリヴァルはトッテナムのユニフォームを着て初登場し、新シーズンにローンで復帰するティモ・ヴェルナーも出場。ポステコグルーはケンブリッジ・ユナイテッドを相手に前半と後半で異なるメンバーを起用した。その意味では45分の2試合が行われたことになり、前半は5-0、後半は2-2で終了した。
今週のトレーニングで注目を集めているグレイは、後半はトッテナムの右サイドバックでプレーしたと見られ、ベリヴァルは中盤でクリエイティブな役割を担ってプレーした。前半は、ブレナン・ジョンソンがハットトリックを達成し、さらにソン・フンミンが2ゴールを挙げるなどスパーズの攻撃陣は絶好調だった。
ペドロ・ポロ、イヴ・ビスマ、デヤン・クルゼフスキはいずれも前半にプレーし、マノル・ソロモンも昨シーズンの膝の故障から回復し、この試合の前半45分で2024年初出場を果たした。ポステコグルーは後半からチーム編成を変え、ジェームズ・マディソン、ヴェルナー、オリヴァー・スキップ、エメルソン・ロイヤルらが後半のラインナップに名を連ねた。
クリスティアン・ロメロがコパ・アメリカ決勝に駒を進め、ミッキー・ファンデフェンとラドゥ・ドラグシンがユーロを終えたばかりのため、ポステコグルーには守備の選択肢が少なく、若手選手も起用され、選手たちは本来のポジションから外れて出場するなど、大幅な入れ替えが必要となった。
スパーズの攻撃的ミッドフィルダーであるジェイミー・ドンリーは、この試合で左サイドバックのポジションをうまくこなしたと見られており、3月に16歳になったばかりだがアカデミーで多くのチームメイトを感心させ、上の年代の選手たちとプレーしている評価の高いセンターバックのジュンアイ・バイフィールド(Jun’ai Byfield)もポステコグルーの前でプレーする機会を得た。
タイリス・ホール、ジョージ・アボット、ルカ・ガンターなど、起用された他の若手たちの中で、16歳のマイキー・ムーアは、後半にスパーズの右サイドでプレーしてゴールを決めた。ヴェルナーは後半にケンブリッジのオウンゴールを誘ったが、スパーズは2失点を喫している。