スウェーデン代表で予期せぬチームトークをするように求められたデヤン・クルゼフスキは、アンジ・ポステコグルーのスピーチをパクったことを認めた。
木曜にポルトガルに5-2の大敗を喫した後、月曜の夜に行われるアルバニアとのホームでの親善試合に先立ち、23歳のスウェーデン人は、新監督のヨン・ダール・トマソンから、勝利を取り戻そうとする代表にスピーチをするよう頼まれた。
ポステコグルーのチームトークは、人生で起こったことを結び付けて伝えたいことを強調する話法で知られており、クルゼフスキもトッテナムの多くの選手とともにそのスピーチを称賛している。そのため、突然スウェーデン代表でスピーチを求められたクルゼフスキが思いついたのはただ一つだった。
スウェーデンのフットボール・メディア、Fotbollskanalenにクルゼフスキは語った。
「(トマソンは)僕を少し脇に連れて行って話してもいいかと尋ねてきたので『やるよ』と答えたんだ」
「それから何を言おうか考えながら歩き回らなければならなかったけど、楽しかったよ。次もまた任されるかもしれないね」
「僕はあらゆるものからインスピレーションを得ているんだ。あのスピーチはトッテナムの監督からインスピレーションを得たものだった。監督はスピーチが得意なので、僕もその言葉を信じていたし、パクったんだよ。家族はお互いを守り合うから、家族のようにチームはプレーしなければならないってね」
この雄弁なチームトークが功を奏し、スパーズのアタッカーによるドンピシャのクロスをグスタフ・ニルソンが頭で決め、スウェーデンが1-0で勝利した。このスピーチはチームメイトと新監督に大きな影響を与えたようだ。
スウェーデン代表ルートヴィヒ・アウグスティンソンは試合後に次のように語った。
「デキは僕らが家族のように結束してこの戦争に挑むべきだって言ったんだよ。英語での素晴らしいスピーチだったね。彼がスピーチをすることになるとは知らなかったけど、彼はリーダーとしてどんどん成長していってるね。またやってくれなら大歓迎だよ」