トッテナムのスカウトを務めるジェフ・ヴィーテレがテレビのインタビューで補強ターゲットを明かして辞任

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スパーズのマネージング・ディレクターを務めるファビオ・パラティチの親友であるジェフ・ヴィーテレが、テレビの生放送でケビン・ミエルの名前を出したことに対し、スパーズは激怒している。

Evening Standard/Dan Kilpatrick

トッテナムのスカウトを務めるジェフ・ヴィーテレは、南米のテレビ局のインタビューに応じ、クラブの補強ターゲットを明かしてしまったことで、クラブを激怒させ、その責任をとって辞任したようだ。

ヴィーテレはこれまでレアル・マドリード、ニューカッスル、ウェストハム、アストンヴィラ、チャールトンで働いてきたが、2018年にバーミンガムのフットボール・ディレクターを解任されて以来、フットボール界の仕事から遠ざかっていた。

9月にスパーズに加入したのは、同クラブのマネージング・ディレクターであるファビオ・パラティチとの親密な関係によるものだと言われている。

ヴィーテレはコロンビア訪問中にWin Sports TVのインタビューに応じ、スパーズの補強ターゲットとしてナシオナルに所属する22歳のGKケビン・ミエルの名前を挙げた。

Daily Mailによると、このインタビューの内容に納得できなかったスパーズは、ヴィーテレと試用期間について話し合う会議を招集したが、その会議が開かれる前に本人は辞任してしまったという。コメントを求められたスパーズは、ヴィーテレが退任したことだけを明かした。

ミエルについて、ヴィーテレはこのように語っていた。

「私は、大西洋を渡る(南米から欧州に行く)ことができる完全無欠のゴールキーパーを探している。国際的なフットボールの舞台で活躍できる、最適な若者は誰であるかを見つけ出すことが我々の仕事でだからね」

「このコロンビアの滞在を利用して、私はそこ(ナシオナル)に行き、私にとって重要なゴールキーパーに会う機会を得たんだ」

「彼は近いうちに代表でプレーすることになると思う。あの年齢の若者としては並々ならぬものを持っているよ。彼の自信とボールさばきには驚かされたよ」

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