「才能はあってもキャリアで成功を手にできない選手はたくさんいるんだ。逆に、まったく才能がないのに、最高レベルで毎週プレーし、チャンピオンズリーグやワールドカップを制覇している選手もたくさんいる。すべてを兼ね備えていなければならないんだよ」
「自分には最高の才能と実力があることは分かっている。でも、だからといって、それだけで一番になれるわけではない。だから、ピッチの外でも一生懸命にやってるんだ。すべては必然であって、僕がチャンピオンズリーグの準決勝でプレーするのは偶然ではないんだよ」
さらにGuardianのインタビューで、ダンジュマは監督と密接に仕事をするのが好きだとも述べており、これからコンテと密接な関係を築き、選手としてさらに成長することを目指していることが伺える。
「どの監督も自分なりのやり方でチームを指導しているし、選手としてはそれを尊重すべきだろう」
「でも、監督と話すことは本当に助けになるんだ。戦略や、そのときの戦局で僕にどうプレーしてほしいか?僕の才能はどこで最も発揮されると思ってるのか?僕は試合に関することはすべて学びたいんだよ」
「自分のプレーで改善された点はたくさんある。試合を見ている多くの人は、『やつにはこの能力があるし、あの能力もあって、ゴールを決めている」と思うだろう。でも、彼らはトレーニングで取り組んでいることを知らないんだ。僕の動きや、見てるビデオのこともね」
「僕はストライカー・コーチと毎日一緒に仕事をしているんだ。コーチはすべてのトレーニング・セッションの映像を送ってくれる。僕は自分の動き、走り方、ボールの蹴り方を見ている。自分の形、フォーメーションの中での立ち位置も確認する。試合の後、それを見て、もっとうまくやれることがたくさんあることを確認するんだよ」
ボーンマスやビジャレアルでのプレーで、ダンジュマがビッグゴールで貢献できる非常に才能のある選手であることを証明してきただけに、現在、3つの大会で大きく前進しようとしているトッテナムにとって、彼の加入は非常に賢い選択となる可能性がある。この選手のピッチ外での努力と成功への渇望は、コンテを感心させ、結果的にスパーズにとって良い影響を与えることになるに違いない。