スポルティングのルベン・アモリム監督は、トッテナムの補強ターゲットであるペドロ・ポロの移籍金条項が満たされた場合にのみ、移籍が許されると語っている。
エメルソン・ロイヤルとマット・ドハティが決め手に欠くスパーズは、この元マンチェスター・シティの若手ウィングバックを視察するなど、右ウィングバックの補強に向けて熱心である。
一方、ジェド・スペンスは、夏にミドルズブラから移籍して以来、スパーズではわずか26分しか試合に出場していない。
チャンピオンズリーグでスパーズと対戦したポロは、今シーズン、攻撃的なウィングバックとして、20試合に出場して9アシストを記録し、優秀なパフォーマンスを続けている。
23歳のポロは2019年から2022年にシティに在籍していたが、トップチームでの出場はなかった。
スポルティングとの契約には、約3,970万ポンドに相当する移籍金条項があるとみられている。
スパーズがこれに相当する獲得オファーを提示するかどうかはまだ分からないが、アモリムはこの条項が発動されない場合、ポロはポルトガルに残ると記者会見で明言した。
「ペドロ・ポロに関してだが、我々のチームにはこれまでの功績によって他のクラブが欲しがっている選手がいることを知っているよ。この問題は夏にもあったんだ」
「私が聞いてるのは、移籍金条項が発動した場合のみ彼が移籍するということだよ。その条項が発動された場合、我々にできることは何もないからね」
「彼は本当にいいプレーをしているよ。私と同じように、彼も自分のキャリアの中で最高の時期を過ごしているし、スポルティングにだけ集中しているんだ」
「我々はどんな状況にも備えているし、その条項の移籍金を支払うことができるクラブがあることも知っている。しかし、そうなるまで、ペドロは問題ないと思うよ」